<特定非営利活動法人>JATI-日本トレーニング指導者協会-

セミナー詳細

【終了】 第6回JATIトレーニング指導者研修・交流会
【お知らせ】
第6回JATIトレーニング指導者研修・交流会にご参加の方には、本協会オフィシャルスポンサーの株式会社 明治様より「ザバスホエイプロテイン100(バナナ風味)1.0kg」をご提供させていただきます。


 このたび、第6回JATIトレーニング指導者研修・交流会を12月18日(日)に開催するはこびとなりました。
  • 名 称 : 第6回JATIトレーニング指導者研修・交流会
  • 主 催 : 特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会
  • 後 援 : 特定非営利活動法人日本健康運動指導士会
  • 開催日 : 2011年12月18日(日) 
  • 会 場 : 東海大学 高輪キャンパス(東京都港区)(PDF)
  • 参加費 : 会員10,500円 一般21,000円 学生11,550円 ※税込
  • 継続単位: 4.25(JATI) 0.4(NSCA)
実施内容、時間割については変更の可能性がございます。 

※講演・講義・実技セミナー等の撮影および録音はご遠慮ください。

※第6回JATIトレーニング指導者研修・交流会 第1回研究・実践発表(ポスター発表)の募集要項はコチラです。

【スケジュール】 
10:00 - 10:30 受付
10:30 - 11:45 基調講演
「レジスタンストレーニングにおけるスピードのモニター、パワートレーニング、トレーニング指導の科学研究」

Dusan Hamar(ドュシャン ハマー) 博士
(国際スポーツ医学会理事、国際ストレングストレーニング学会委員、スロバキアオリンピック委員会医科学部門長、スロバキアコメニウス大学教授) 
11:45 - 12:00 企業プレゼンテーション
12:00 - 13:00  ポスター発表 / 協賛ブース見学 / 昼食
13:00 - 13:30  協賛ブース見学 / 昼食
13:30 - 14:30
分科会1 (4セミナーより一つを選択)

  • 「メインエクササイズの質を高めるプレエクササイズの実践」 (実技 定員20名)
    定員に達しました
    講師:伊藤 良彦
    (JATI-AATI / 国立スポーツ科学センタースポーツ科学研究部常勤トレーニング指導員)
    ※バスタオルをご持参ください(床に敷いて使用します)
    ※運動ができるウエア・屋内用シューズをご持参下さい。
      この講義では、一般的によく用いられるエクササイズ(例:スクワット、デッドリフト、ベンチプレス、懸垂、ジャンプ系エクササイズなど)を実施する前に、予備的、あるいは事前的なかたちとして行える簡単なエクササイズを、モビリティ、静的スタビリティ、動的スタビリティという部分にフォーカスしながら、実践形式で紹介していきます。 メインとなるエクササイズを質の高いかたちで効果的に実践していけるためのちょっとした取り組みを、ご参加の皆様と共有し、一緒に学べることを楽しみにしています!どうぞ宜しくお願い致します。
     
  • 「ウェイトトレーニングのバイオメカニクス的特性とスポーツパフォーマンスとの関係
    -各種エクササイズ動作におけるフォース、パワー、スピード変化のデモンストレーション-」
    (座学)
    講師:長谷川 裕(JATI理事 / 龍谷大学教授)
    重量物を挙上するウェイトトレーニングと様々なスポーツパフォーマンスとの間にどのよ うな関係があるのか?最大挙上重量を増加させていくことによってどのような身体的能力 の変化が生じ、そのことがスポーツパフォーマンスを向上させるためのどのような側面に プラスの影響を及ぼすのか?そもそも筋力とは何か?筋力とパワーはどこまでが同じでど こからが違うのか?基本とされているフォームや基礎種目とされているエクササイズは、 そのバイオメカニクス的特性から見て本当にスポーツパフォーマンスの向上にとって基本 や基礎となりうるのか?スポーツパフォーマンス向上のためにウェイトトレーニングを指 導する指導者にとって曖昧にしておけない究極の問題に真正面から切り込みます。下記の JATI Expressに掲載されている内容を詳しくそして分かりやすく解説します。 「慣性筋プロファイルを用いた個人別最適トレーニング強度設定」vol.11, 2009、「スポ ーツにおける『力の立ち上がり率(Rate of Force Development)』向上の意味」vol. 15, 2010、 「説得力のある、そして確実に効果をあげるトレーニング指導のためのデータ活用法」 vol. 24, 2011、「トレーニング指導の現場でコーチが筋力とパワーとスピードを測ること で見えてくるもの」vol. 25, 2011
     
  • 「新たな体幹トレーニングとその評価法」(座学)
    講師:
    油谷浩之(JATI理事 / 関西学院大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ)
    下河内洋平(大阪体育大学准教授、 アメリカでNATA-BOC公認アス レティックトレーナー取得。2006年ノースカロライナ大学グリーンスボロ校にて博士号(運動・スポーツ科学)を取得、2007年まで同大学でPostdoctoral Research Associateとして働く。2007年9月より大阪体育大学に就任。非接触性前十字靱帯損傷予防が主な研究テーマ。)

      多くのスポーツ競技において体幹(コア)の重要性は認識され、スポーツ現場 において体幹トレーニングは頻繁に行われている。体幹トレーニングの多くは 姿勢トレーニングを含んだ最大下の神経筋トレーニングが一般的であり、その トレーニング効果の評価方法も最大下の筋持久力測定や最大等尺性筋力測定が 一般的である。 しかしながら、アメリカンフットボールやラグビーなどのコンタクトスポーツ では、身体に非常に大きな負荷がかかることが多い。したがって、従来のよう な最大下での神経筋トレーニングによりその様なスポーツに特異的な体幹筋力 を鍛えることができるのかという疑問や、その能力を適切に評価することがで きるかという疑問が生じる。 したがって本分科会においては体幹の固定能力に需要であると考えられる腹壁 の筋群の新たな最大筋力のトレーニング方法および評価方法を紹介する。さら に、その評価方法から得られたデータの競技スポーツへの活用例も紹介する。
     
  • 「トレーニングの前に改善したい姿勢ポイント」 (軽い実技 定員30名)
    定員に達しました
    講師:小川恭二
    (JATI-AATI / JATI北信越支部支部長 / ステージコーチ代表 / 富山県強化指定選手スポーツ医・科学的サポート専門委員)
      怪我をしやすい、もともと瞬発力に自信がない、持久力に自信がない、疲れやすい、回復が遅い、基本的なミスが多いなどは身体のアライメントに弱点があることが原因であるケースが多くあります。当たり前のトレーニングでもちょっとした工夫することで効率をあげることが出来るやり方をご紹介したいと思います。またスポーツ選手だけでなく一般の方々にも幅広く適応できる考え方であるため、健康増進や傷害・病気の予防にも役立つことと思います。興味のある方、ご参加をお待ちしております。
14:45 - 15:45  分科会2 (4セミナーより一つを選択)

  • 「野球におけるアジリティトレーニングの再考」 (実技 定員30名)
    定員に達しました

    講師:久村浩
    (JATI理事 / 合同会社ベストパフォーマンス代表 / NPO法人北海道野球協議会医科学部会ヘッドトレーナー)
    ※運動ができるウエア・屋内用シューズをご持参下さい
      野球という競技はパワーが重要視されるため、ウエイトトレーニングやクイックリフト、メディシンボールのエクササイズはよく用いられます。しかし、守備の局面特に投手のフィールディングにおいてはアジリティ要素が重要となります。現場ではウォームアップなどに取り入れる程度で、競技パフォーマンスを高めるトレーニングとしての実施が少ないように思われます。また、そのエビデンスも少ないのが現状です。切り返し、ターンのパターンを競技特性に照らし合わせてご紹介したいと思います。
     
  • 「戦略的思考に基づくトレーニング計画と運営」 (座学)
    講師:有賀誠司 (JATI理事 / 東海大学スポーツ医科学研究所教授)
      スポーツのパフォーマンスには、心・技・体を始めとする、さまざまな要素が複合的に関与しています。このため、トレーニング効果を高めるためには、専門的な知識や技能ばかりでなく、 スポーツの技術・戦術的要素や心理的・社会的要素などを含めて、関連する多くの要素を包括的かつ大局的に捉えた戦略的思考が求められます。 本講演では、現場において的確に結果を出すためのトレーニング計画の立案に向けた戦略的アプローチとそのポイントについて実践例を交えながら紹介いたします。
     
  • 「10m以内のスプリントスピード向上を目指す練習とトレーニング」(座学)
    講師:菅野昌明
    (JATI理事 / 愛知学院大学ラグビー部コンディショニング・ディレクター)
      短距離スプリント速度は多くの競技スポーツのパフォーマンスを規定する重要な能力のひとつです。その短距離スプリント能力を高めるためのトレーニングや練習は、伝統的に陸上競技の短距離種目で行われている方法が用いられていました。しかし、陸上競技の短距離種目は最短で100mであるため、球技に代表される10m以内スプリント能力とは類似しつつも異なる要因が関与していると考えられています。 本セミナーでは、10mスプリントの歩数、1歩毎速度、ストライド、滞空時間、接地時間、ピッチなどの複数の変数を測定・分析し、そのデータから得られたエビデンスに基づいて立案されたトレーニングやスプリントテクニック指導を行った介入事例を発表します。
     
  • 「ジュニアの運動能力向上のためのエビデンスに基づくトレーニング」(軽い実技 定員30名)
    定員に達しました
    講師:三島隆章(JATI-AATI / 八戸大学人間健康学部准教授)
      近年、ジュニア世代に対するトレーニングの重要性が様々な形で指摘されています。このような背景から、JATI EXPRESSにて「ジュニア世代へのトレーニング指導」を連載していますが、特に実技に関することについて書面では十分に皆さまに伝えきれていないと思います。そこで、本講義では「ジュニア世代へのトレーニング指導」にてご紹介した内容を含めて、エビデンスに基づいたジュニア世代に対するトレーニングの紹介およびこれらを体験すべく簡単な実技を行いたいと思います。
16:00 - 17:00 分科会3 (4セミナーより一つを選択)

  • 「球技におけるストップ&ターン」(実技 定員30名) 
    定員に達しました

    講師:窪田邦彦(JATI-AATI / JATI九州・沖縄支部長 / ベストコンディションKJ社代表)
    ※運動ができるウエア・屋内用シューズをご持参下さい
      球技では、素早い動き出しと、方向変換の能力が競技力に大きく影響をします。今回は、バスケットボールやサッカーのような対人型の球技に見られる、ストップとターンの方法を整理して、どのような場面で使うのが有効であるかを皆さんと考えていきたいと思います。ストップとターンについては、様々な考え方があり、トレーニング指導者それぞれのこだわりがあるように感じています。今回のセミナーは、私からの一方通行の情報発信ではなく、受講者参加型で実技を交えながらの議論をしていきたいと思っています。
     
  • 「リコンディショニングにおける筋力評価の留意点」 (座学)
    講師:山本利春(JATI-AATI / 国際武道大学スポーツトレーナー学科教授)
      リコンディショニングにおけるトレーニングを処方する上で、あるいは競技復帰の可否を 判断する際には、機能回復の度合いや運動能力を客観的に把握することが重要であり、的確 な機能評価に基づいて安全で効果的な運動内容を選択しなければならないため,筋力の評価 はより重要なものとなる。しかし、筋力評価の重要性が叫ばれ、高度な測定機器が数多く出 現している割には未だ筋力を評価するための指標が正しく応用されているとは言いがたい。 本講義では、筋力評価を有効に活用するための工夫や注意点について解説したい。(昨年よ りJATI EXPRESSで連載した「リコンディショニングにおける筋力評価の留意点」の内容を 中心にお話しします。)
     
  • 「効重力身体操作~アナザービュー:より効果的な動き作り」 (実技 定員30名) 
    定員に達しました

    講師:有賀雅史(JATI理事 / 帝京科学大学教授)
      近代スポーツトレーニングの最終目標はパワーの向上である。パワーは、筋力×スピードの結果であり、そのためストレングストレーニングにより筋力強化を図り、スピードトレーニングやCLやプライオメトリクスにより敏捷性、パワーを向上させるトレーニング計画を実践する。そのため、筋肉量や体格差がパワーと相関関係が高くなるため、欧米とのパフォーマンスレベルの差を実感することが多いだろう。物理学における、作用反作用や力=質量×重力加速度の法則に即しているのが、近代スポーツトレーニング理論である。いわば、抗重力筋の強化ともいえる。しかし、重力加速度を有効に使用する見解や発想は少ない。重力加速度を移動エネルギーとして利用すれば、ある程度の筋肉量及び体格差を補うことは可能である。本セミナーでは、重力を有効に利用する「効重力身体操作」のトレーニング法についての知見と効率的トレーニングについて紹介する。
     
  • 「クイックリフトに活かすワンポイントエクササイズ」 (実技 定員20名) 
    定員に達しました

    講師:永友憲治
    (JATI-AATI / 国立スポーツ科学センタースポーツ科学研究部常勤トレーニング指導員)
      クイックリフトは爆発的な筋力発揮能力を高めるトレーニング方法として認知されており、そのトレーニングはバーベルを用いて行われることが一般的となっています。また実施上のテクニックが非常に高度である点も一見デメリットのようですが、実は大きなメリットでもあります。このテクニックレベルを向上させるにあたり、普通にバーベルを用いて行うトレーニングだけではテクニックの向上や安定に時間を要する場合もあります。そこで今回は、クイックリフトに求められる重要な要素を少しでも早く確実に習得し、バーベルを用いたトレーニングに活かすための手段として、バーベルを用いずに行うワンポイントエクササイズを紹介し、これをウォーミングアップやトレーニングでの組み合わせ等で用いることで目的を達成できるような取組みを紹介します。
 ※時間、講師、内容は変更になる場合がございますので予めご了承ください。
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