<特定非営利活動法人>JATI-日本トレーニング指導者協会-

セミナー詳細

【終了】第1回日本トレーニング指導学会大会および第7回JATIトレーニング指導者研修・交流会
◆第7回JATIトレーニング指導者研修・交流会

   概要

【開催日】 2012年12月16日(日):JATI研修・交流会 
 
【主 催】 特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会
 
【会 場】 大阪学院大学 2号館 (大阪府吹田市) 
 
【単 位】 研修・交流会: 5.0単位、NSCA0.5(A)

   参加費(税込)
15日:第1回日本トレーニング指導学会
16日:第7回JATIトレーニング指導者研修・交流会


   14日のみ  15日のみ  両日参加
会員 3,150円  10,500円  12,600円
学生
4,200円  11,550円  14,700円
一般  5,250円   21,000円  25,200円

第1回日本トレーニング指導学会の詳しい情報はコチラ


   宿泊先の紹介について

15日(土)に宿泊をご希望される方は、以下の施設にてJATI団体割引が適用されます。
部屋数に限りがございますので、ご希望の方はお急ぎください。

【予約方法】
直接担当の方にご連絡の上、「JATIの日本トレーニング指導学会もしくは研修交流会参加での宿泊」とお伝えの上、予約をしてください。 ※JATI事務局では予約を承ることはいたしません。

ニューオーサカホテル
一泊朝食付き  6500円 (通常は8400円)
場所:大阪市淀川区西中島5-14-10
法人営業部 南方博好氏
tel:06-6885-0085


   スケジュール:研修交流会

●2012年12月16日(日)
 時間   内容
 09:45 - 10:25   受付
 10:30 - 11:45  国際交流特別招待講演
 「世界記録を生み出したパワートレーニング」(仮)
 講師:ランディー・ハンディングトン
 (Keiser Global Director of Marketing, Education & Performance、元走幅跳世界記録保持者マイク・パウエル、元三段跳元世界記録保持者ウィリー・バンクス コーチ)
 11:45 - 12:00  協賛企業プレゼンテーション
 12:00 - 13:00   休憩(ポスター見学もできます)
 13:00 - 14:15   国際交流特別招待講演
 「現代サッカー:ゲームの複雑性と成功要因
 ~トレーニング指導者として知っておきたい一流監督の思考法~」

 講師:セフ・フェルフォーセン(元PSVアイントフォーフェン監督)

戦略・戦術・システム・プレイヤー・テクニック・フィジカル・メンタル・トレーニング・ゲームプラン・・・様々な要因が複雑に絡み合うサッカー。監督の仕事は、チーム作りを通してこれらの多様な要因をコントロールし、チームを成功に導くことである。長年にわたり、各国でコーチ・テクニカルディレクター・監督としての経験を有し、幾度かの成功を納めた指導者のサッカー競技観やその分析視点に触れることは、主としてスポーツチームにかかわるトレーニング指導者として、仕事の目的・内容・立ち位置を見つめ直す上できわめて有意義な機会となることでしょう。
 14:15 - 14:30   休憩・移動
 14:30 - 15:45   分科会1(3講座から1つを選択)

 座学:「メダリストに対するトレーニング指導~ロンドンオリンピックを終えて~」
 講師:守田誠(国立スポーツ科学センターチーム「ニッポン」マルチサポート事業、JATI-AATI) 
2012年夏、4年に1度の祭典である夏季オリンピックがロンドンにおいて実施されました。
本講義では私がトレーニング指導に携わり、メダルを獲得した柔道競技(男子60kg級平岡選手、女子57kg級松本選手、78kg超級杉本選手)とバドミントン競技(日本代表チーム)に対するサポート事例を中心に、個人と団体という異なる対象へのサポート方法、競技特異性の捉え方などに関して報告させて頂きます。また併せてオリンピックに向けたサポート事業である「マルチサポート」事業に関しても紹介させて頂きます。

 シンポジウム:「ジャンプ能力を向上させるトレーニング手法」(仮)
 司会:油谷浩之(JATI理事、JATI-AATI)
 シンポジスト:ランディー・ハンディングトン、甲谷洋祐、窪田邦彦
スポーツ動作の代表的なものとしてジャンプ動作があげられます。そのジャン プ能力の改善・向上を目指して多くのトレーニング指導者が日々トレーニングプログラムの開発や指導方法の確立に苦心されていることと思います。 このセッションにおいては、ジャンプ能力が深く関係する競技のトレーニング指導を長年トップレベルのアスリートに行なってこられた三人の指導者にご参加いただき、シンポジウム形式でその能力を向上させる手法について会場の皆様と一緒に考えていく場といたします。よくあるシンポジストが意見を述べ、 会場から質疑を受けるといった進行ではなく、参加いただいた方々にも活発にご意見をいただき、日頃の指導に役立つ情報が得られるような時間にしたいと思っております。
 実技:「ツールを活かす筋コンディショニングパッケージ」 ※定員30名
 講師:鋳山和裕(パワートレーナーズ代表、JATI東海支部長、JATI-AATI)
クライアントのトレーニングやコンディショニング導入において、指導者の皆様がツールを使用することは一般的になってきています。また、ツール利用がもたらす相乗効果も大きいのが現実です。今回は、コンディショニングツールとしてのストレッチポール各種、ミニボール、ファンクショナルトレーニングツールとしてのVIPRなど、コンディショニングからファンクショナルトレーニングまでをパッケージ化し、体験して頂けるプログラム内容です。各ツールを最大限に活かす、ワンランク上の筋コンディショニングをご紹介させて頂きます。
 15:45 - 16:00   休憩・移動
 16:00 - 17:15   分科会2(3講座から1つを選択)

 座学1:「コーチングスタッフからの要求をどのようにエクササイズに反映するか」
 講師:甲谷洋祐(全日本女子バレーボールS&Cコーチ、株式会社バイタルストレングス、JATI-AATI) 
コーチングスタッフからのS&Cコーチへの要求は、より競技に近い所でトレーニングを行って欲しいという事が多く有ります。競技と同じ動きでエクササイズを行う事は競技に繋がるかもしれません。しかし、アスリートとしての動きの獲得は難しい所です。S&Cの本質を見失わない事が選手のパフォーマンスを引き出す鍵になります。競技自体のニーズ分析から選手の必要な運動要素を分析し、S&Cトレーニングとして質の高いエクササイズの選択の方法をストレングスエクササイズ、コアスタビリティー、コンディショニングエクササイズの一部を紹介致します。 

 座学2:「中高年者に対するフィットネストレーニングの効果と指導上の注意点」
 講師:藤田和樹(大阪大学全学教育推進機構スポーツ・健康部門准教授、JATI-AATI)
ランニングやノルディックウォーキングなどの有酸素運動は、体組成の適正化を図る有効なフィットネストレーニングである。実施する運動強度が高いほど、フィットネスの向上と体組成の改善がより促されるが、中高年者ではその分リスクも大きくなる。中高年者では、冠動脈疾患や整形外科疾患のリスク対策として、運動の開始前に心肺持久系及び筋骨格系の評価を十全に行い、これらの結果からクライエントの身体プロフィールを明確化し、トレーニングのゴールを設定することが必要である。講演では、中高年者に対するノルディックウォーキング教室などの実例をもとに、有効なフィットネストレーニングと指導上の注意点について紹介する。

 実技:「ツールを活かす筋コンディショニングパッケージ」 ※定員30名
 講師:鋳山和裕(パワートレーナーズ代表、JATI東海支部長、JATI-AATI)
 ※分科会1の実技と同内容

※実技講習を2講義続けて申し込むことはできません。
※実技講習参加の方は、運動ができるウエア・シューズ(
屋外用)をご持参下さい。

   参加賞

第7回JATIトレーニング指導者研修・交流会に、ご参加の方にはもれなくJATIオリジナルクリップファイルを参加賞としてお渡しします。
 

   講師プロフィール

ランディー・ハンティントン氏
(走幅跳世界記録保持者マイク・パウエル、元三段跳元世界記録保持者ウィリー・バンクス コーチ)
陸上競技コーチ 、専門は運動学。マイク・パウエル (走幅跳、1991年東京陸上における世界記録更新時のコーチ)、ウィリー・バンクス(三段跳)、ジョー・グリーン(走幅跳)、シーラ・ハドスン(女子屋内・屋外三段跳)、アル・ジョイナー(三段跳)、ダリン・プラッブ(走高跳)など1984年以来全てのオリンピックに、コーチした選手が出場している。
またフットボール(インディアナポリス、セントルイス、マイアミ、デンバー、フィラデルフィア、シンシナチなど)やアイスホッケー、テニスなどのチームや選手個人のコンディショニングやスピードトレーニングの指導に携わっている。 

◆セフ・フェルホーセン
(元PSVアイントフォーフェン監督)
1947年オランダ出身、現在65歳。 1978年から12年間オランダのVVVフェンローで12年間コーチ・監督を務めた後、MVVで監督・テクニカルディレクターとして9年間、ローダJCで3年間チームのマネージメントに携わり、1999年には監督としてオランダカップ制覇。 2001年よりベルギーのKRCヘンクで3年間監督を務め、2001-2002年シーズンで優勝し、翌年ヨーロッパチャンピオンズリーグ出場を果たす。2004年から2年間、カタールのアルジャジーラの監督を経て、2006年から2年間、Jリーグ名古屋グランパスエイト監督を務める。2008年再びオランダに戻り、PSVアイントホーフェン監督としてチームをオランダリーグ優勝に導き、シーズン終了後、監督業を引退した。 その後KRCヘンクのアドバイザーを経て、現在VVVフェンローのアドバイザー。若手の育成にも定評があり、名古屋時代に、現在日本代表の吉田麻也選手(プレミアリーグ、サウザンプトンFC)や本田圭佑(ロシアリーグ、チェスカモスクワ)を育てたことでも有名。

◆守田誠氏(国立スポーツ科学センター  チーム「ニッポン」マルチサポート事業トレーニング指導員)
1971年生まれ。95年北九州大学文学部国文学科卒業、99年筑波大学大学院体育研究科健康教育学専攻修了。
社会人バレーボールチームのトレーニング指導を担当後、ラグビーフットボール日本代表チームフィットネスコーチ、国立スポーツ科学センター常勤指導員などを経て現職。国際レベルのアスリートのトレーニング指導に携わる傍ら、大学や専門学校などの非常勤講師を兼務する。
本年行われたロンドンオリンピックでは、国立スポーツ科学センターにてサポートを行なう、バドミントンや柔道、競泳など多くの競技の選手が活躍。日本のオリンピック史上最多メダル獲得数となった今大会代表選手をトレーニング指導の面から支えた。
共著に『トレーニング指導者テキスト 実践編』(大修館書店)。JATI認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)、JATI資格認定委員会委員。CSCS。
 
◆甲谷洋祐氏(全日本女子バレーボールS&Cコーチ、株式会社バイタルストレングス、JATI-AATI)
1972年生まれ。日本体育大学卒業、米国ミドルテネシー州立大学大学院修了。日本鍼灸理療専門学校卒業。 全日本女子バレーボール(99年~2002年)、サントリーサンゴリアス(03~05年)、武富士バンブーバレーボールクラブ(06~09年)等のバレーボール、ラグビーチームにてトレーニング指導、アスレティックトレーニングに従事、09年より現職。 2010年世界バレー銅メダル、11年ワールドカップ4位という好成績を残し迎えた本年のロンドンオリンピックでは、世界の強豪国に平均身長で劣る日本代表をストレングス&コンディショニング強化の面から支え、28年ぶりのオリンピックメダル獲得に貢献。Australian Weightlifting Federation Sports Power Coach 2, ATC。2011年度JATI優秀トレーニング指導者表彰。JATI-AATI。

◆鋳山和裕氏(JATI東海支部支部長、JATI-AATI、パワートレーナーズ代表)
1968年生まれ。中京大学体育学部卒業。
パーソナルトレーナーとして多くのクライアントを抱えトレーニング指導を行うほか、各種セミナーや大学・専門学校での非常勤講師など、後進の指導にも従事している。 『パーソナルトレーニングを通して人々に貢献する』をコンセプトに、機能的な身体の使い方から最大パフォーマンスを引き出す指導やプログラム作成を得意とする。プロゴルファー、プロ競輪選手をはじめとするトップアスリートから一般人の健康増進など、多様なクライアントの目的に応じた指導に力を注ぐ。

窪田邦彦氏 (ベストコンディションKJ社 代表、JATI九州・沖縄支部支部長、JATI-AATI)
1967年静岡県出身。93年筑波大学大学院体育研究科修了。
NKK男子バスケットボール部アシスタントS&Cコーチ、第一勧業銀行女子バスケットボール部アシスタントコーチを務めた後、佐田整形外科病院スポーツ医学研究所にて患者のリハビリテーション等に従事。2001年にフリーとして独立、04年アスリート専用ジムベストコンディションジムを設立。
現在は同ジムでの指導のほか、ライジング福岡(bjリーグ)をはじめ、多数の高校・大学でトレーニング指導を行う。また、本年よりバスケットボール女子日本代表チームS&Cコーチに就任し、ロンドン五輪世界最終予選をサポート。
著書に「トレーニング指導者テキスト 実技編」(共著、大修館書店)、「バスケットボール選手のためのフィジカルトレーニング」(ベースボールマガジン社)など。
JATI九州・沖縄支部支部長、JATI認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)。

藤田和樹氏 (大阪大学 全学教育推進機構スポーツ・健康教育部門 准教授)
1963年生まれ。明治大学法学部卒業、筑波大学大学院修士課程体育研究科修了、東北大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士。
88年よりソニー企業(株)勤務。在職中、明治大学ラグビー部、習志野自衛隊ラグビー部、浦和学院高校野球部などのトレーニング指導を担当。その後、第一勧業銀行バスケットボール部、オンワードアメリカンフットボール部などのトレーニングコーチを経て、2004年より東北福祉大学特任講師、特任助教授(~07年)。
2007年より大阪大学 大学教育実践センター准教授(~12年)、本年より現職。アスリートに対しては、投球障害予防の視点から運動機能評価やコンディショニングに関する研究を行っている。中高年者に対しては、メタボリック症候群対策の視点から運動プログラムの有効性に関する研究を行うほか、ノルディック・フィットネス・スポーツの普及及び教育活動に注力している。
共著に『トレーニング指導者テキスト』(大修館書店)など。JATI認定上級トレーニング指導者。
 

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お申込み完了後、受講票をご登録住所へ郵送いたします。当日必ず受講票をご持参ください。
※お支払い方法が銀行振込の方は、入金確認後の郵送となります。
12月10日付までにお申込が完了された方へは事前に郵送いたします。
それ以降の方は当日会場での受け渡しとなりますので、ご了承ください。

   お申し込み
終了しました。
◆お申込みは、第1回日本トレーニング指導学会大会のお申込みと同時申し込みが可能です。
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