<特定非営利活動法人>JATI-日本トレーニング指導者協会-

セミナー詳細

【終了】第3回日本トレーニング指導学会大会 および 第9回トレーニング指導者研修・交流会
参加申込みの受付は終了しました。

三島隆章先生の「基礎から学ぶトレーニングプログラム作成に必要なデータ分析方法 」で使用するエクセルのダウンロードはコチラ


2014.12.03
第3回日本トレーニング指導学会大会の発表一覧を公開しました → こちら

第9回トレーニング指導者研修交流会(12/21)における海外招聘基調講演および実技セミナーの講師が、
Javair Gillett氏からASCA理事長のダニエル・ベーカー博士に変更となりました。
何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。


   講習会概要

開催日   ●第3回日本トレーニング指導学会大会
2014年12月20日(土)
●第9回トレーニング指導者研修交流会
2014年12月21日(日) 

会 場   帝京平成大学 中野キャンパス (東京都中野区中野4-21-2)
アクセスマップ(PDF)

主 催   特定非営利活動法人 日本トレーニング指導者協会

後 援   【第9回トレーニング指導者研修交流会】
公益財団法人健康・体力づくり事業財団
公益社団法人日本フィットネス協会
特定非営利活動法人日本健康運動指導士会
健康日本21推進全国連絡協議会

オフィシャル
スポンサー
  株式会社 明治

協 賛   【第3回日本トレーニング指導学会大会】
酒井医療株式会社、エスアンドシー株式会社、株式会社ザオバ、日本シグマックス株式会社、株式会社ブラボーグループ、株式会社プロティア・ジャパン ※順不同
【第9回トレーニング指導者研修交流会】
酒井医療株式会社、エスアンドシー株式会社、株式会社ザオバ、株式会社ニシ・スポーツ、有限会社フィットネスアポロ社、株式会社THINKフィットネス、セノー株式会社、株式会社ブラボーグループ、株式会社プロティア・ジャパン、株式会社 大修館書店 ※順不同

単 位   【第3回日本トレーニング指導学会大会】
▼JATI参加単位 4単位 
▼発表単位 3単位  ※発表代表者には、参加単位+発表単位 を付与

▼健康運動指導士・健康運動実践指導者 更新単位:講義2単位
※健康運動指導士証・健康運動実践指導者証をご持参ください

【第9回トレーニング指導者研修交流会】
▼JATI 5.5単位
▼健康運動指導士・健康運動実践指導者 更新単位:講義3単位(180分)
※健康運動指導士証・健康運動実践指導者証をご持参ください
▼NSCA 0.55(A) ※NSCA会員証をご持参ください

参加賞   JATIオリジナルグッズを準備中 ※研修・交流会のみ

その他   当イベント開催中に、協会が撮影した写真・動画等を、JATIの機関誌やホームペー ジ、SNS等で公開する場合があります。また、報道機関等協会が撮影を許可した者が 撮影した写真・動画等が、新聞や雑誌、ホームページ等で公開されたり、各種コンテンツとして利用される場合があります。あらかじめご了承願います。

   学会大会 での発表を希望される方へ

★第3回日本トレーニング指導学会大会での発表を希望される方は募集要項をご確認ください。
→発表募集要項はコチラ

★発表される方も、発表の応募とは別に、当ページから参加申込が必要となります。

   参加費

時間 20日のみ参加 21日のみ参加 両日参加
JATI会員 3,240円 10,800円 12,960円
学生 4,320円  11,880円 15,120円
一般 5,400円 21,600円 25,920円

   第3回日本トレーニング指導学会大会 スケジュール
 
★12月20日(土)
時間 内容
9:00 - 受付
10:00 - 12:00 口頭発表 (発表順:01~08 → 発表タイトル一覧)
12:00 - 13:00 休憩
13:00 - 15:00 ポスター発表  ※テーマ別ディスカッションは以下の予定
13:00 - 14:00 (発表順:01~09 → 発表タイトル一覧
14:00 - 15:00 (発表順:10~18 → 発表タイトル一覧)
15:00 - 18:00 口頭発表 (発表順:09~17 → 発表タイトル一覧)
※内容・スケジュール等が変更になる場合がございます。

   第9回トレーニング指導者研修・交流会
 
★12月21日(日)
時間 内容
9:45 - 10:25 受付
10:30 - 12:00 基調講演 
「体力や身体活動と健康に関するエビデンスの紹介」
講師
澤田 亨 (独立行政法人国立健康・栄養研究所 健康増進研究部 身体活動評価研究室室長)
12:00 - 12:15 企業プレゼン
12:15 - 13:00 休憩
13:00 - 14:30 海外招聘基調講演  
「アスリートのパワー発揮におよぼす長期および即時トレーニングストラテジー」

講師
ダニエル・ベーカー博士  Dr Daniel Baker
(ASCA理事長(Australian Strength and Conditioning Association president))

※都合により、Javair Gillett氏の講演は中止になりました。
14:30 - 14:45 休憩
★第1セミナー
14:45 - 16:00
※4講義から1つを選択
座学1 
「運動・会員制クラブ利用に対する意識調査結果報告 ~フィットネス・スポーツクラブなどマーケット拡大のために必要なこと」
【講師】
守下 訓正
(有限会社フィットネスアポロ社 営業部 フィットネスソリューションアドバイザー) 
座学2
 「基礎から学ぶトレーニングプログラム作成に必要なデータ分析方法 ~基本統計量および相関について~」
講師
三島 隆章 (八戸学院大学 准教授、JATI-SATI)
実技1  ※定員25名 
 「即時パワー向上トレーニング戦略」
【講師】
ダニエル・ベーカー博士  Dr Daniel Baker
(ASCA理事長(Australian Strength and Conditioning Association president))

※都合により、Javair Gillett氏の実技セミナーは中止になりました。
実技2 ※定員50名 
「高齢者からアスリートまで活用できる片足立ちとレッグランジの考え方 ~重心移動と荷重のプログラム展開~」
【講師】
大久保 進哉 (フィットネスプロダクト代表、JATI-AATI)
16:00 - 16:30 参加者交流会・情報交換会
★第2セミナー
16:30 - 17:45
※4講義から1つを選択
 座学1  
「運動・会員制クラブ利用に対する意識調査結果報告 ~フィットネス・スポーツクラブなどマーケット拡大のために必要なこと」
【講師】
守下 訓正
(有限会社フィットネスアポロ社 営業部 フィットネスソリューションアドバイザー) 
 座学2 
 基礎から学ぶバイオメカニクス~トレーニング指導の質を高めるために~
講師
下河内 洋平 (大阪体育大学 准教授、JATI調査・研究委員会委員)
 実技1  ※定員50名 
 「部活動におけるレジスタンストレーニング器具のない環境下での動きづくり ~雑巾や階段を利用したトレーニング実践~」
【講師】
大菅 貴広 (合同会社ベストパフォーマンス、JATI北海道支部委員、JATI-ATI)
 実技2 ※定員50名 
「高齢者からアスリートまで活用できる片足立ちとレッグランジの考え方 ~重心移動と荷重のプログラム展開~」
【講師】
大久保 進哉 (フィットネスプロダクト代表、JATI-AATI)
 
※講師・内容・スケジュール等が変更になる場合がございます。
 
   セミナー概要 および 講師プロフィール

基調講演:体力や身体活動と健康に関するエビデンスの紹介
  氏名  澤田 亨 
(独立行政法人国立健康・栄養研究所 健康増進研究部 身体活動評価研究室室長)
経歴 1960年生まれ。1983年福岡大学体育学部卒業、1985年順天堂大学大学院体育学研究科修了。博士(医学)。東京ガス株式会社勤務を経て、2012年より現職。東京ガス在職中には、社員の健康づくりのための指導を行うとともに、運動・体力と生活習慣病等との関係について20年以上に渡り調査を行う。 現在は国立健康・栄養研究所にて、全身持久力と「がん」・「糖尿病」などの関係の調査・研究等に従事するとともに、「アクティブガイド(健康づくりのための身体活動指針)」の策定等を通じて健康施策の推進に尽力している。 著書(共著)に『健康フィットネス・マネジメント』(サイエンティスト社、2010年)など。 順天堂大学客員准教授、獨協医科大学・国際武道大学非常勤講師。
高い体力レベルを維持することや身体活動の実践は、健康に良い影響を及ぼすと考えられています。私の担当させていただく講義では、高い体力レベルの維持や身体活動の実践がどのような疾病を、どのくらい予防するのかについて、これまでに実施されている疫学研究のいくつかを紹介させていただきます。また、日本人の死因のトップである「がん」と「糖尿病」の意外な関係や、「がん」や「糖尿病」を予防するための体力や身体活動がどのようなものであるか解説させていただきます。あわせて、2013年に厚生労働省から発表された「身体活動指針(アクティブガイド)」の紹介や、信頼のおける健康情報とはどのような情報であるかについても解説させていただきたいと考えています。

海外招聘基調講演 :アスリートのパワー発揮におよぼす長期および短期トレーニングストラテジー
  氏名 ダニエル・ベーカー博士  Dr Daniel Baker
(ASCA理事長(Australian Strength and Conditioning Association president))
経歴 「筋力とパワーの測定とトレーニング」に関する研究で博士号の学位を持つ。これまでに40編以上の国際研究学術雑誌(査読あり)の論文を執筆し、オーストラリア国内のジャーナルにはさらに多くの論文が掲載されている。 Edith Cowan Universityのストレングス&コンディショニングに関する修士課程の非常勤講師を務める。これまでにオーストラリア、英国、南アフリカ、ニュージランド、アメリカで何回もカンファレンスやワークショップの講師を受け持った経験を持つ。2004年からは「オーストラリアストレングス&コンディショニング協会(ASCA)]の会長として当協会の発行するレベル1〜3の資格の内容面についての責任を負っている。
元パワーリフターの選手としてもスポーツ科学を実践にいかに結びつけるべきかを熟知しており、指導者として、様々なスポーツ選手のための効果的な筋力とパワーのトレーニングにかんする科学的かつ実践的知見を蓄積してきた。
1995年から昨年までブリスベン・ブロンコス(NRLラグビーリーグ所属)のストレングス&コンディショニングコーチとして4度のナショナルチャンピオンに貢献。オーストラリアおよび海外のサッカーリーグ、ラグビーユニオン、フィールドホッケー、そしてネットボールの選手、さらにはダイビングのオリンピックチームそしてトップレベルのパワーリフティングといった種目の指導に携わってきた。
この講義では、パワーの発達に及ぼす長期トレーニング戦略と短期(1回のワークアウト)トレーニング戦略の影響について説明する。オリンピックレベル、プロフェッショナルレベル、セミプロフェッショナルレベルを対象とした先行研究のデータは、数ヶ月から数年さらには最長10年間にわたる最大筋力の向上が最大パワー出力を発達させる上で重要な要因であることを示しているが、さらに、これまでの先行研究論文をもとに、パワーの発達に及ぼすさまざまなトレーニング戦略の効果について紹介する。特に、抵抗を負荷する順序(アセンディング法またはディセンディング法)、対照的負荷複合トレーニング、筋収縮と動作のコンプレックス法、ラバーバンドやチェーンといった追加抵抗の活用といったパワーの発達にポジティブに影響する戦略のみならず、パワー出力に及ぼす高回数反復トレーニングのネガティブな急性のそしておそらく持続する影響についても説明する予定である。

【第1 / 第2 セミナー 座学1
運動・会員制クラブ利用に対する意識調査結果報告
~フィットネス・スポーツクラブなどマーケット拡大のために必要なこと
  氏名  守下 訓正
(有限会社フィットネスアポロ社 営業部 フィットネスソリューションアドバイザー)
経歴 1966年生まれ。専修学校コンピュータ教育学院 情報処理科 1989年卒業。 卒業後、日用品メーカーへ就職。1993年ヘッドハンティングを経て外資系日用品メーカーへ転職、以後2003年までプロモーション、チャネル戦略、マーケット分析などマーケティングミックスの実務とマネジメントに携わる。 2012年、有限会社フィットネスアポロ社に入社。主要ブランドであるKEISERのセールスや、昨年末から新たな試みとしてフィットネス業界へのマーケティング提案をはじめている。その主旨は「新たなウォンツの開拓のための分析と提案」。目的は「フィットネス産業界のボリュームアップ」。その1つのツールとして、「KEISER m3ペダリングプログラム」の普及にも努めている。
2013年12月に弊社で実施いたしました10,000件のマーケティングリサーチの結果から『潜在顧客はいま何をフィットネスクラブに求めているのか?』『現在のメンバーが何を求めているのか? 退会した顧客が何を求めていたのか?』を客観的視点でご紹介いたします。 健康産業は注目されていますが、サプリメント業界が2兆円規模を達成したのに対し、施設や指導を提供するフィットネス業界は4,000億円で参加率も数年前から変わっていません。 従来の経験則に基づく需要の開拓ではマーケットの伸びは見込めないと、この結果が物語っています。だれかが・・・更なるボリュームアップを望むのであれば、新たな情報の詰まった引出しを持ち、新たな顧客を導くに相応しいアクションを起こさなくてはなりません。そのために必要なことをマーケット分析から見出そうとしています。 調査の結果はどのように取って読み取るか? が重要です。それを補うのが経験則と考えています。今回で得た結果はマーケットのほんの一端でしかありません。この機に皆さんの経験、意見交換を通じてより幅広い結果が得られることを期待しています。

第1セミナー】 座学2
基礎から学ぶトレーニングプログラム作成に必要なデータ分析方法 ~基本統計量および相関について~
  氏名  三島 隆章(八戸学院大学 准教授、JATI-SATI)
経歴 1971年生まれ。広島大学教育学部卒業後、トレーニングクラブに就職。 2007年広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程修了(博士(学術))。筋疲労、運動生理学等を専門に、広島県内の高校・大学の陸上競技、野球、アメリカンフットボールのチームおよび選手のトレーニング指導に従事する。 八戸短期大学幼児保育学科(2006~09年)、八戸大学人間健康学部講師(09~11年)を経て、11年4月より現職。現在はジュニア世代の体力・運動能力の実践的研究に力を注ぎ、全国で測定会や運動教室等を実施し、体力向上や運動能力向上の研究、トレーニング指導を行なっている。 JATI認定特別上級トレーニング指導者、JATI調査・研究委員会委員、日本トレーニング指導学会世話人。
トレーニング指導を行う場合、指導の効果を客観的に検証するために統計処理を用いることがあります。対象とする集団の特性を示す際、代表値として平均値を用いる場合がありますが、集団の値の分布から判断すると、中央値や最頻値を用いた場合が代表値として適する場合もあります。また、集団の傾向を把握するためには代表値に加えて、バラツキを示す散布度についても理解しておく必要があります。さらに、トレーニングプログラムを作成する場合、測定種目間の関連性について検証することによって、より効果的なプログラム作成が可能となる可能性もあります。 そこで本講義では、統計初心者の方を対象に、エクセルを用いた統計処理として代表値や散布度といった基本統計量および相関について、実際にノートパソコンを操作しながら習得することを目的に行います。事前に配布するエクセルファイルを取り込んだノートパソコンを持参のうえ、ご参加することをお勧めします。 → 使用するエクセルのダウンロードはコチラ

第1セミナー】 実技1
パワー向上のためのワークアウトにおけるエクササイズとモニタリング法
  氏名 ダニエル・ベーカー博士  Dr Daniel Baker
(ASCA理事長(Australian Strength and Conditioning Association president))
経歴 「筋力とパワーの測定とトレーニング」に関する研究で博士号の学位を持つ。これまでに40編以上の国際研究学術雑誌(査読あり)の論文を執筆し、オーストラリア国内のジャーナルにはさらに多くの論文が掲載されている。 Edith Cowan Universityのストレングス&コンディショニングにかんする修士課程の非常勤講師を務める。これまでにオーストラリア、英国、南アフリカ、ニュージランド、アメリカで何回もカンファレンスやワークショップの講師を受け持った経験を持つ。2004年からは「オーストラリアストレングス&コンディショニング協会(ASCA)]の会長として当協会の発行するレベル1〜3の資格の内容面についての責任を負っている。
元パワーリフターの選手としてもスポーツ科学を実践にいかに結びつけるべきかを熟知しており、指導者として、様々なスポーツ選手のための効果的な筋力とパワーのトレーニングに関する科学的かつ実践的知見を蓄積してきた。
1995年から昨年までブリスベン・ブロンコス(NRLラグビーリーグ所属)のストレングス&コンディショニングコーチとして4度のナショナルチャンピオンに貢献。オーストラリアおよび海外のサッカーリーグ、ラグビーユニオン、フィールドホッケー、そしてネットボールの選手、さらにはダイビングのオリンピックチームそしてトップレベルのパワーリフティングといった種目の指導に携わってきた。
このセッションでは、パワー出力に及ぼすさまざまな急性トレーニング戦略の効果、例えば抵抗負荷の配列順序、対照的負荷複合トレーニング、筋収縮/動作コンプレックス法、ラバーバンドとチェインを用いた追加抵抗による負荷調整、および高回数反復トレーニングの急性ネガティブ効果について実際のエクササイズを用いて具体的に実演し、体験していただく。

【第1 / 第2 セミナー】 実技2
高齢者からアスリートまで活用できる片足立ちとレッグランジの考え方 ~重心移動と荷重のプログラム展開~
氏名  大久保進哉(フィットネスプロダクト代表、JATI-AATI)
経歴 1972年生まれ。レッグランジ、片足立ち(転倒予防)、パーソナルトレーニングの考え方などを中心に、JATIやフィットネスセッション、健康運動実践指導者などをはじめ、全国で1000回を超える講習会経験がある。 また、5校の専門学校講師経験もあり、学生や後進の育成にも尽力している。これまでに月間100セッションを超えるパーソナルトレーナーを50名以上育成し、トレーニング指導者の社会的地位向上にも注力をしている。モットーは「情熱体力」「若者は、まずヘビーウエイトで筋トレしよう!」
はじめまして。大久保進哉と申します。パーソナルトレーナーとして、4歳~85歳。アスリートは、主に、極真空手、バドミントン、プロゴルファーなどを担当させて頂きました。現在は、自動車国内最高峰のGTレースでイタリア人ドライバーを担当しております。 さて、私が専門的に探究しているのは、“レッグランジと片足立ち”です。レッグランジは細かいモノを入れると100を超えるバリエーションがあります。全て『〇〇のための』という目的があります。レッグランジはスクワットやクイックリフトで培ったストレングスやパワーを、片足荷重に応用するにはもってこいの種目です。特にバドミントンはレッグランジの連続ですから、そのような観点で見て頂くと、観察眼が良くなると思います。日本の代表的な先生方に沢山お世話になった知恵と勇気を、皆様に還元させて頂く所存です!

【第2セミナー】 座学2
基礎から学ぶバイオメカニクス~トレーニング指導の質を高めるために~
氏名  下河内 洋平(大阪体育大学 准教授、JATI調査・研究委員会委員)
経歴 1975年生まれ。2003年アメリカミネソタ州においてNATA-BOC公認アスレティックトレーナーを取得。2006年ノースカロライナ大学グリーンスボロ校において博士号(運動・スポーツ科学)を取得後、2007年まで同大学においてフルタイムのPostdoctoral Research Associateとして働く。
2007年9月より大阪体育大学に就任し、非接触性前十字靱帯損傷予防のメカニズムの解明や、そのための合理的なトレーニング方法の開発などを研究テーマの主軸として研究活動を行っている。また、大阪体育大学女子ハンドボール部コンディショニングコーチとして、スポーツ傷害予防とパフォーマンス向上を目指したトレーニング指導も行っている。
我々がトレーニング指導を行う時は、必ず負荷の選択や設定、動きの分析、フォーム指導などを行います。このようなことを適切に行うためには、基本的なバイオメカニクスの知識が必要となります。バイオメカニクスは運動学、動力学、生理学、解剖学などの基礎学問の応用であるため、トレーニング指導には、これらの基礎学問の最低限の理解が必須となります。現代社会は情報が氾濫し、「最新知識」と呼ばれるものばかりが重宝され、これらの基礎学問が敬遠される傾向が見受けられます。しかし実際は、基礎学問ほど実際のトレーニングの指導現場で汎用性の高い知識はありません。基礎学問の理解が無い最新知識の活用は、ぬかるんだ田んぼに基礎工事をしないで家を建てるような、危ういものになると思います。逆に、その様な土壌でも、しっかりとした基礎工事をすれば、それをした分だけ増築も可能となり、強固な家を建てることが出来るはずです。そのようなことから、今回は、運動学、動力学、解剖学、生理学などの基礎学問を、トレーニング指導においてどのように活用することができるか、ということに関して、例を交えながら少しばかり話をしたいと思います。動力学や運動学などの話においては、難しい計算式などの話は行わず、言葉の定義や概念を出来る限り理解していただくことを目標に話を進めたいと思います。最新知識の紹介はありません。

【 第2セミナー】 実技1
「部活動におけるレジスタンストレーニング器具のない環境下での動きづくり
~雑巾や階段を利用したトレーニング実践~
  氏名  大菅貴広(合同会社ベストパフォーマンス、JATI北海道支部委員、JATI-ATI)
経歴 1978年生まれ。2001年札幌学院大学卒業、2003年札幌YMCA社会体育専門学校卒業。合同会社ベストパフォーマンス所属。 中学・高校・大学のチーム指導やアスリートのパーソナル指導のほか、市町村の介護予防・健康運動教室等も行うなど、北海道各地で幅広い対象へのトレーニング指導に従事している。 札幌リゾート&スポーツ専門学校・専門学校北海道体育大学校非常勤講師。 JATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI)、JATI北海道支部委員。NPO法人北海道野球協議会医科学部会トレーナー(野球塾ヘッドトレーナー)、札幌学院大学硬式野球部トレーナー、札幌第一高校野球部トレーニングコーチ、立命館慶祥高校野球部トレーニングコーチ、北海道大谷室蘭高校野球部トレーニングコーチほか。 
部活動での競技力向上にレジスタンストレーニングは欠かすことができません。しかし、器具を揃えることができなかったり、他の部活動とのトレーニングルーム調整が上手くいかないケースも少なくありません。限られた環境の中で学校内のスペースを有効利用しつつ競技力向上につながる動きづくりの実践例をご紹介させていただきます。 自分の体を支持する能力、動作の安定を作り出すドロップ(落下)能力、体幹力と四肢の協調性向上に重点を置いた内容とさせていただきます。

   お問い合わせ
◆JATI入会等全般については、JATI事務局へお願いします。
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   お申し込み
※参加される方には事前に受講票を郵送いたしますので、当日は必ずご持参ください。
※お申し込みは、第3回日本トレーニング指導学会大会のお申し込みも同時に行っていただけます。
※また、会員の方で引越し等により住所が変わっている方は、マイページにログインしてJATIご登録の住所を変更してください。変更方法が分からない場合は、お問合せください。
 
お申込後、申込内容確認ならびに参加費のお支払方法・振込期限等のご案内が自動返信メールで送信されますので、必ずご確認ください。
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