JATIニュース

第19回トレーニング指導者研修会(2025年6月1日)において、優秀トレーニング指導者表彰、優秀研究表彰の授賞式が行われました。受賞者は以下の通りです。
※賞別・五十音順
※優秀トレーニング指導者表彰、功労賞、特別表彰の所属先・肩書等は表彰当時のものです。
※優秀研究表彰の所属先・肩書等は日本トレーニング指導学会大会発表当時のものです。
→過去の表彰一覧はこちら
◆優秀トレーニング指導者表彰
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この度は、名誉ある賞にご選出いただき、誠にありがとうございます。
JATI発足直後、長谷川裕先生の講義にて、「これまでの体力トレーニングは海外からの輸入に頼ってきたが、日本発の、我が国の特性に根差したトレーニング法があってもよいのではないか」という旨のお言葉を拝聴し、大きな共感を覚えたことを今でも鮮明に記憶しております。この理念に深く賛同し、私も貴会の一員として歩ませていただくことを決意致しました。
以後、現場での指導において、貴会から提供される現場実践に即した知見や情報には、常に大きな学びと支えを頂いて参りました。こうして今日まで活動を継続し、指導の質を高めてこられたのは、選手・クライアントの皆様との日々の関わり、そしてJATIの継続的なご支援のおかげであると、心より感謝申し上げます。
今回の受賞を励みに、今後も現場に根差した実践を通じて、ストレングス&コンディショニングの価値を一層高めていけるよう、精進して参ります。引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

この度は、栄えある最優秀トレーニング指導者賞をいただき、身に余る光栄です。このような素晴らしい賞をいただけるとは夢にも思っておらず、今、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
私が指導において最も大切にしているのは、目の前の人を深く理解し、愛を持って寄り添うことです。トレーニングは単なる身体作りではなく、その方の個性や心の状態まで含めた、複雑系としての人と向き合うことだと日々感じています。この賞は、共に汗を流し、目標に向かって歩んでくれた選手の皆様、そして支え続けてくれた家族やチームの皆様のおかげです。皆様の成長と笑顔が、私の何よりの原動力です。これからも人間の持つ無限の可能性と複雑さを探求し続け、トレーニング指導者として関わる皆様の豊かな人生に貢献できるよう、全力で努めてまいります。

この度は、優秀トレーニング指導者表彰に選出していただき、誠にありがとうございます。このような栄誉を賜り、大変光栄に存じます。
右も左も分からないトレーナー見習いの頃から、トレーニング理論だけに留まらず、トレーニング指導者としての基本や、その礎となる考え方について、 数多くの優れた先輩方からご指導をいただきましたことに、心より深く感謝申し上げます。研究データや既知の知見を活用し、科学的根拠に基づいた質の高いサポートを提供できるよう努めてまいりましたが、その責務を果たせているのか、今改めて自分自身に問うております。
現在はパラアスリートのサポートを中心に活動しておりますが、この分野はまだまだ発展途上であり、少しでも競技力向上に貢献できるよう尽力していくとともに、 より実用的なトレーニングシステムの構築にも取り組んでまいりたいと考えております。今後も最新の科学的知⾒を現場での活動に活かすための⼯夫と努⼒を継続していきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
◆優秀研究表彰(一般の部)

「Modified Weight Bearing Lunge Testによる新たな背屈可動域評価方法の検証」
この度は、優秀研究表彰に選出していただき誠にありがとうございます。本研究をサポートしていただいた全ての皆様に感謝するとともに、 学会大会を始め日々の運営にご尽力いただいておりますJATI関係者の皆様に心からお礼申し上げます。本研究が、トレーニング指導の現場 で活用できる測定および評価の一助となれば幸いです。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
◆優秀研究表彰(大学院生の部)

「速度基準を用いたスクワットジャンプトレーニングが最大筋力、スプリントタイムおよびジャンプパフォーマンスに及ぼす影響」
この度は大学院生の部において、このような栄誉ある賞を頂き誠に光栄に存じます。日頃より熱心にご指導くださっている砂川先生には、心より御礼申し上げます。また、本研究にご協力いただいた皆さまにも、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
今回の研究を通して、特にトレーニング実験における準備・データ収集・分析、そして発表に至るまでの一連のプロセスが、いかに多くの時間と労力、そして周囲の支えによって成り立っているか、身をもって学ぶことができました。さらに、成果として形にすることの難しさを知るとともに、同時にその価値や意義の大きさも感じております。まだまだ未熟な立場ではございますが、この経験を糧に、今後もより一層学びを深め、誠実に研究活動に取り組んでまいりたいと思います。
◆優秀研究表彰(学生の部)

「マシンショルダープレスにおける可動域の違いが主働筋の筋活動量に及ぼす影響」
この度は、このような栄誉ある賞をいただき、大変光栄です。この賞を励みに、今後も一層精進していく所存です。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

「異なるセット構造のスクワット運動が挙上速度に及ぼす影響」
この度は、「優秀研究表彰」という名誉ある賞を頂戴し、大変嬉しく、光栄に存じます。 本研究の成果を挙げることができたのは、何よりも大学の先生方からの熱心なご指導と温かいご支援があってこそです。
また、学会に参加し、さまざまな研究に触れることで、改めて研究の面白さや魅力を実感することができました。 この貴重な経験を糧に、現在は「伝える立場」として、数値や科学的根拠に基づいた指導を行っていきたいと考えております。 改めまして、本研究にご教示賜りました砂川力也先生をはじめ、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。