演題 |
【基調講演1】
東京2020に向けて取り組んできた暑熱対策とコンディショニング |
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講師 |
杉田正明 氏
(日本体育大学体育学部 教授) |
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概要 |
東京2020に向けて取り組んできたマラソン・競歩における暑熱対策の取り組みの詳細とコンディショニングにおけるモニタリングや血液検査の最新情報についてお話しをさせていただきます。 |
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1966年生まれ。1991年3月三重大学大学院教育学研究科修了。博士(学術)。
1991年より東京大学教養学部助手、1996年4月同大学院総合文化研究科助手、1999年4月三重大学教育学部助教授、2011年4月同教授を経て、2017年4月から現職。
(公財)日本オリンピック委員会や(公財)日本陸上競技連盟などの科学スタッフの一員として、オリンピックやサッカーW杯、世界選手権代表選手などの強化支援に関わる医・科学サポート活動、高地対策やコンディション管理などを行う。東京オリンピックでは日本代表選手団本部役員(情報・科学担当)として暑熱対策支援等を行った。
トップアスリートの現場でのサポートのほか、著書や論文等の執筆・研究活動も豊富で、日本トレーニング科学会理事、陸上競技学会理事などを歴任。著書(共著)に「休養学基礎:疲労を防ぐ! 健康指導に活かす」(2021年、メディカ出版)、「なるほど最新スポーツ科学入門」(2020年、科学同人)など多数。国際陸上競技連盟CECSレベルⅠコーチ。 |
演題 |
【基調講演2】
トレーニング指導者と業界の発展に向けた提案 ~新たな価値の創造に向けて~ |
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講師 |
有賀 誠司 氏
(東海大学健康学部教授、JATI副理事長、JATI-SATI) |
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概要 |
本講演では、トレーニング指導者と業界の発展のために取り組むべき具体的な事項について、演者独自の視点から提案いたします。また、後半には、各領域を代表する方々のコメントを紹介する機会も設ける予定です。
<主な話題(予定)>
・将来に向けたトレーニング指導者の定義と役割の見直し
・社会的地位や報酬を上げるために業界全体として何に取り組むべきか?
・将来予想される社会や環境の変化にどう対応し、新たな価値を生み出していくか?
・今後の業界の成長可能性と伸びしろは?求められる人材は? |
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1962年生まれ。ソニー企業株式会社アスレティックトレーニング研究所主任研究員、東海大学スポーツ医科学研究所教授を経て、現在、東海大学健康学部教授・学部長補佐。 専門は、対象や目的に応じた筋力トレーニングの方法及び指導法。 所属大学では、1996年より体育会クラブを対象とした独自の総合的アスリート支援体制(東海大学スポーツサポートシステム)を創設し、以降25年以上にわたって学生アスリートへのトレーニングの指導・統括や学生スタッフの養成に従事。卒業生及び門下生として、男女柔道、男女バレーボール、男子バスケットボール、バドミントンなどの日本代表チームの専属トレーニング指導スタッフ、大学及び社会人全国大会優勝チームの専属トレーニングコーチ、米国プロバスケットボールリーグNBA所属チームのスポーツサイエンティスト・アシスタントストレングスコーチなど多数の人材を輩出。 学外では、柔道、バレーボール、スキージャンプなど、多くの日本代表チームやオリンピック及びパラリンピックのメダリストのトレーニング指導を手掛ける。旭化成柔道部では25年間、NEC女子バレーボール部では15年間にわたって体力強化のサポートを担当。その一方で、一般の方の健康増進を目的とした筋力トレーニングの啓発活動や、プログラムの開発、指導者の養成にも尽力。 2006年に日本トレーニング指導者協会の発起人として設立に参加。以来16年間にわたって理事を務めるとともに、資格認定委員会委員長としてトレーニング指導者資格の立ち上げと運営に従事。 2021年4月に設立された東海大学バーベルクラブの部長・監督を担当。創部1年目の2021年には全日本学生ボディビル選手権フィジークの部で個人優勝、団体総合3位の成績を収める。 単著は「基礎から学ぶ! 筋力トレーニング」「筋トレバイブル 小・中・高校生編」(共にベースボール・マガジン社)など多数。ボディビル選手としては、91・93年に日本代表としてアジア選手権準優勝などの成績を収める。 |
演題 |
【分科会A】
自体重負荷を利用したトレーニングの基礎 |
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講師 |
島 典広 氏
(東海学園大学 教授、JATI理事、JATI-ATI) |
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概要 |
コロナ禍において活動が制限された中、効果的に負荷をかける方法が見いだせなく悩むことがあります。しかし、少し工夫するだけで筋へ適切な刺激が与えられ、トレーニング効果も期待できます。
プッシュアップ(腕立て伏せ)の様々な手法が筋へどの程度の刺激が与えられるのか?、狭いスペースで腹筋群やその周辺部を効果的に鍛える方法は?、自体重を利用したベーシックなトレーニングを実践しながら、その際の筋活動の特徴について解説を加えながら実技講習を進めていきます。 |
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1971年生まれ。1995年天理大学体育学部卒業、1997年カナダ ウエスタンオンタリオ大学大学院留学、1998年大阪体育大学大学院修士課程修了、2002年名古屋大学大学院博士課程修了。修士(体育学)、博士(医学)。
トレーニング科学や運動生理学等を専門に、大阪体育大学や鹿屋体育大学での勤務を経て2009年東海学園大学着任。多くの研究発表を行う傍ら、自治体による保健対策事業等の社会活動にも積極的に従事し、地域の健康の保持増進・健康づくりに貢献している。
JATI研究・国際委員会委員、JATI認定トレーニング指導者。 |
演題 |
【分科会B】
スクワットトレーニングに関する研究と学術的見解について |
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講師 |
佐野村 学 氏
(帝京大学 准教授、JATI-AATI) |
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概要 |
レジスタンストレーニングの代表種目であるスクワットは、アスリートのみならず若年者から高齢者まで幅広く行われています。今日までに、スクワットトレーニングに関する多くの学術的見解が示されていますが、本講演では、JATI EXPRESS(機関誌)で紹介させていただいたスクワットトレーニングに関する検証内容から、スクワットトレーニングが筋電図活動や骨格筋量に及ぼす影響、関節にかかる負荷、スクワットフォームなどについて解説させていただきます。 |
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1969年生まれ。日本体育大学卒業、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士課程修了(博士(スポーツ科学))。2014年4月より現職。スポーツ医学、スポーツ科学、アスレティックトレーニング学を専門に、スポーツ傷害予防やスポーツ傷害調査、パフォーマンスに関する研究を行う。学内ではコンディショニング、レジスタンストレーニングやストレッチングなどの指導を担当し、学外においては、ラグビーやハンドボール、野球などの代表選手や国体選抜チームのトレーナー経験を持つほか、現在は日本ろう者テニス協会の専属トレーナーとして、代表選手の強化合宿でのトレーニング指導や国際大会に帯同するなど現場での活動も積極的に行っている。その他、八王子市在中の高齢者を対象とした「帝京大学・八王子市健康づくり教室」を開催し、健康・体力づくりに関する講義や筋力トレーニング指導などを行っている。経歴として、早稲田大学スポーツ医科学クリニック、日本体育大学大学院健康科学・スポーツ医科学系研究員ほか。第23回日本臨床スポーツ医学会学会賞、文部科学省スポーツ功労者顕彰(テニス競技)受賞。JATI認定上級トレーニング指導者、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーなど |
演題 |
【分科会C】
パーソナルトレーナーの働き方・独立2022~理想の働き方を獲得するためのキャリアアップ法~ |
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講師 |
高橋 順彦 氏
(株式会社nano代表取締役、JATI-AATI) |
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概要 |
ジムを持つことだけがゴールではなくなってきているパーソナルトレーナーの働き方と独立の仕方、独立後に直面する悩みの解決方法、収入源を複数化するポイントまで分かり易くお伝えします。
・多様になるパーソナルトレーナーの雇用形態とお勧めのキャリアアップ計画
・ジムを持つ派、持たない派それぞれのメリットとデメリット
・独立後の悩み(商品作りと値決め、集客、スタッフ雇用)の解決方法
・無理なく事業領域を広げ、収入を多角化するコツ |
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1975年生まれ。名古屋、岐阜、東京のフィットネスクラブでのトレーニング指導を経て、独立起業。2007年名古屋に「パーソナルトレーニングスタジオnano」を設立し、同年株式会社nanoを立上げ現在はピラティススタジオnano、パーソナルトレーニング&ピラティススタジオnano名古屋駅前店の3店舗を16名のトレーナーで運営している。 痛み、姿勢、動き、ボディラインの改善のためのベストな運動・コンディショニング方法を提供し、パーソナルトレーニング専門のマイクロジムの先駆けとなる。また、テレビ、ラジオ、雑誌連載などを通じて健康になるための適切な運動方法の伝道者としても活動するほか、運動指導者向け事業も立ち上げ、現在では全国のフィットネスクラブ、接骨院等での研修やトレーナーの独立、マイクロジムの開業・運営のコンサルティングも担っている。 NEXT誌選定2009年トレーナーオブザイヤートレーナー部門最優秀賞。 JATI認定上級トレーニング指導者、JATI東海支部委員。ViPRマスタートレーナー、フレックスクッションストレッチ&コンディショニングマスタートレーナー |
■以下の感染症対策にに同意の上、お申込みください。
・入場時の検温で37.5度以上ある場合には参加をご遠慮ください。 ※後日、受講料は返金致します。
・入場時には手指消毒を行ってください。
・換気を行うため会場の気温が低くなる場合がありますが、ご了承ください。
・出来る限り他の参加者との距離を1.5メートル以上としてください。
・会場内では必ずマスクを正しく着用してください。また、 飛沫防止のため私語は謹んでください。
●分科会Aを受講される方は、ストレッチマットをご持参ください(バスタオル等の代用可)
<申し込みページについて>
1)黄色のチェックボックスにチェックを入れてください
2)ご希望の分科会を選択してください(緑の枠線内)
※基調講演は選択の必要はございません。