<特定非営利活動法人>JATI-日本トレーニング指導者協会-

セミナー詳細

第17回研修会
参加申込の受付は終了しました。

第17回研修会を下記の通り実施いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
 
前日(6/3)に同会場で行う第8回科学的手法に基づくトレーニング指導講習会は こちら
 
    概要

日時 2023年6月4日(日) 10:00~16:30
受講料
(税10%込み)
 ●会員 7,150円
 ●一般 14,300円
 ●学生 8,250円 ※事前に学生証を確認いたします
会場  大阪学院大学 2号館 (大阪府吹田市岸部南2丁目36−1)
 JR岸辺駅、阪急京都線 正雀駅から会場まで徒歩各約5分(新大阪駅から岸辺駅:7分)
定員 200名(先着)
継続単位 ●JATI 5単位
●NSCA 0.45(A)※会員証を必ずお持ちください
●日本スポーツ協会公認スポーツ指導者更新研修
この研修の参加により、公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者資格の更新研修を修了したことになります。 ただし、次の資格については、更新研修の実績にはなりません。 [水泳、サッカー、テニス、バスケットボール、バドミントン、剣道、空手道、バウンドテニス、エアロビック(コーチ4のみ)、チアリーディング(コーチ3のみ)、スクーバ・ダイビング、プロゴルフ、プロテニス、プロスキー、オリエンテーリング、スポーツドクター、スポーツデンティスト、アスレティックトレーナー、スポーツ栄養士、クラブマネジャー](2023年4月1日現在) ※公認スポーツ指導者資格の更新研修の詳細は公益財団法人日本スポーツ協会のホームページにてご確認ください。 ※指導者マイページへの受講実績の反映は、平均2カ月後となります。
 申込期限 ●参加申込 ~2023年5月23日(火) 17時
●参加費お振込期限 ~2023年5月24日(水)
参加賞 JATIオリジナル3ポケットポーチ 
※グレーとネイビーの2色用意いたしますが、色はお選びいただけません。
※サンプルはグレーです。
注意事項 ●キャンセルについて
2023年5月24日(水)17時までに事務局にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、お支払い済みの参加費を返金致します。
返金手数料として500円を控除した額の返金となります。
●新型コロナウイルス感染症の状況により、内容や開催に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
●当イベント開催中に、協会が撮影した写真・動画等を、JATIの機関誌やホームペー ジ、SNS等で公開する場合があります。また、報道機関等協会が撮影を許可した者が撮影した写真・動画等が、新聞や雑誌、ホームページ等で公開されたり、各種コンテンツとして利用される場合があります。あらかじめご了承願います。 
●本催事は、事後のオンライン配信は予定しておりません。

●分科会C会場を選択された方は実技形式が含まれますので、動きやすいウエアとストレッチマット(またはバスタオル)をご持参ください。シューズは外履きで結構です。
 

 
    スケジュール
 
時間 内容
10:00~11:30
基調講演
トレーニング指導に役立つ心理学知識とその活用法
講師:土屋裕睦(大阪体育大学 教授)
11:30~12:00 アミノ酸組成に着目したプロテインの新たな選択肢「アシッドホエイプロテイン」
講師:上田啓輔(株式会社 明治)
12:00~12:15 協賛企業プレゼンテーション
12:15~13:15 昼休憩
13:15~14:45
野球のデータ最前線 ~分析からコーチングまで~
講師:林卓史(朝日大学 保健医療学部 教授)
14:45~15:00 休憩
15:00~16:30
●分科会A (座学)
『女子バスケットボールトップリーグに所属するチームのコンディショニング管理の実際 』  窪田邦彦(日立ハイテククーガーズ ストレングスコーチ、JATI教育研修委員、JATIキャリア支援委員、JATI-SATI) 
●分科会B (座学)
『トレーニング指導者が知っておきたい感覚入力の基礎』
中川哲治(リコンディショニングジム76011代表)
●分科会C (実技)
『転倒予防のための理論と実践』
曽我部晋哉(甲南大学 共通教育センター 教授、JATI研究・国際委員、JATI-SATI)

※スケジュール・内容は変更になる場合がございます。 


    講師と講演概要

演題 基調講演:トレーニング指導に役立つ心理学知識とその活用法
 
講師 土屋裕睦 氏
(大阪体育大学 教授)
 
概要 こころとからだは不可分です。対象者のこころに寄り添った指導を心掛けることで、トレーニング効果が上がったり、パフォーマンスが高まることがあります。他方、フィットネスの向上により気力が充実し、こころの活性度やウェルビーイングが高まることもあります。講演では、対象者の主体性を大切にしたトレーニング指導のための心理学的知識について、最近の研究成果やアスリートの相談事例などをもとにご紹介します。
 
1964年生まれ。1987年筑波大学体育専門学群卒業、1989年筑波大学大学院体育研究科コーチ学修了。博士(体育科学)。 1997年大阪体育大学着任、2008年より現職。スポーツ心理学、スポーツカウンセリング等を専門に、トップアスリートから一般人まで、実践で役立つスポーツ心理学について研究を行う。大学では学生相談室でスポーツカウンセラーを担当するほか、プロスポーツチームや日本代表チームにてメンタルトレーニング指導を担当。 日本オリンピック委員会科学サポート部門員、日本スポーツ心理学理事長。文部科学省「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議」(タスクフォース)委員、日本体育協会「コーチ育成のためのモデルコアカリキュラム作成」ワーキング座長を歴任。公認心理師、スポーツメンタルトレーニング上級指導士。日本スポーツ協会コーチトレーナー兼コーチデベロッパー。 著書に「ソーシャルサポートを活用したスポーツカウンセリング」(風間書房)、「トレーニング指導者テキスト実践編 3訂版」(共著、大修館書店)「グッドコーチになるためのココロエ」(共著、培風館)など多数。

演題 アミノ酸組成に着目したプロテインの新たな選択肢「アシッドホエイプロテイン」(仮)
 
講師 上田啓輔 氏
(株式会社 明治 グローバルニュートリション事業本部 ニュートリション開発部 スポーツ栄養G 、博士(スポーツ医学))
 
概要 アスリートやトレーニーはもちろん、運動習慣のあるなしを問わず一般の人にまで親しまれるようになったプロテイン。 今回は、数あるプロテイン原料の中の新たな選択肢として、トレーニング指導者に知っていただきたい「アシッドホエイプロテイン」について紹介する。
 
  2009年3月 神戸大学大学院農学研究科修了      
2009年4月 明治乳業株式会社 入社      
2019年3月 筑波大学大学院人間総合科学研究科修了 博士(スポーツ医学)    
2023年4月(現在)株式会社 明治  グローバルニュートリション事業本部 ニュートリション開発部 スポーツ栄養Gにてザバスブランドの商品開発に従事

演題 野球のデータ最前線 ~分析からコーチングまで~
 
講師 林卓史 氏
(朝日大学 保健医療学部 教授)
 
概要 野球のコーチングは、計測デバイスやテクノロジーの進歩に伴い、大きな変革期を迎えています。WBC優勝と計測の関係も深いと感じています。本講演では、計測結果や分析をパフォーマンス向上につなげるための実践知や留意点についてお示しいたします。 皆様とのディスカッションも楽しみにしています。
 
  1975年生まれ。岩国高校を経て慶應義塾大学へ入学。1998年慶應義塾大学卒業。2007年慶應義塾大学 健康科学マネジメント研究科修士課程修了。修士(健康マネジメント)。2019年慶応義塾大学政策・メディア研究科 博士課程修了。博士(政策・メディア)。 選手歴:投手として、東京大学通算21勝、リーグ優勝、日米大学野球日本代表選手・優勝、社会人野球日本選手権優勝。 現役引退後は、慶應大学野球部助監督(2016-2018年)などを務めながら、実践的な研究や学会発表を行う。2007年朝日大学着任、2019年同大准教授、2023年より現職。 著書に「スピンレート革命回転数を上げればピッチングが変わる」(ベースボール・マガジン社、2019年)。第4回スポーツパフォーマンス学会 学会賞受賞(2018年、「大学野球における投手陣の形成と継投の実践」)。 2022年には、大谷翔平選手を指導した花巻東高校・佐々木洋監督のコーチングに関する論文を執筆。(林卓史・井上元輝・奈良隆章、 野球における卓越した指導者の指導に関する事例研究:メジャーリーグにおいて活躍する2人の選手を育成した高校野球監督の語りを手がかりに. コーチング学研究, 36(1), 19-33.)

演題 女子バスケットボールトップリーグに所属するチームのコンディショニング管理の実際
 
講師 窪田邦彦 氏
(日立ハイテククーガーズ ストレングスコーチ、JATI教育研修委員、JATIキャリア支援委員、JATI-SATI)
 
概要 トップリーグに所属するチームといえども、必ずしも高価な機器を用いてコンディショニング管理ができるとは限りません。私が2020年より所属する日立ハイクテククーガーズでは、比較的簡易な機器を用いて、コンディショニングを管理しています。その中で大事にしているのは、毎日取れるデータであること、そして他のスタッフや選手達にも理解できる数値でフィードバックする事です。今回は、以下のキーワードを中心に、ストレングスコーチがフルタイムで活動する際の、コンディショニング管理の実際を紹介したいと思っています。 キーワード:RPE、HR、RJ、VBT、%FAT
 
  1967年生まれ。1993年筑波大学大学院体育研究科修了。 NKK男子バスケットボール部アシスタントS&Cコーチ、第一勧業銀行女子バスケットボール部アシスタントコーチを務めた後、福岡市内のスポーツ整形外科にて、スポーツ選手のリハビリテーション等に従事。2001年にフリーとして独立、2004年アスリート専用ジムベストコンディションジムを設立。主にバスケットボールを中心に、多数の高校・大学、社会人・プロチーム等でトレーニング指導を行う。 バスケットボール女子日本代表チームS&Cコーチ、横浜ビー・コルセアーズ、熊本ヴォルターズ(B.リーグ)等を経て、2020年より日立ハイテククーガーズ ストレングスコーチを務める。 著書に「トレーニング指導者テキスト 実技編」(共著、大修館書店)、「バスケットボール選手のためのフィジカルトレーニング」(ベースボールマガジン社)など。 JATI認定特別上級トレーニング指導者(JATI-SATI)。

演題 トレーニング指導者が知っておきたい感覚入力の基礎
 
講師 中川哲治 氏
(リコンディショニングジム76011代表)
 
概要 人間は体性感覚、視覚、平衡感覚等々の感覚情報を脳で統合して運動、行動、認知活動を行っています。つまり、運動機能と感覚機能は密接な関係にあり、質の良い動作を行うには感覚受容器からの質の良い感覚入力が必要です。本講演では、普段アスレティックトレーナーとして身体感覚に優れたハイレベルアスリートを相手にコンディショニングやリハビリでエクササイズ指導を行う際にどのように身体を評価し、そしてどのように介入し動きと感覚を統合しているのかを紹介致します。
 
  1981年生まれ。2004年大阪体育大学を卒業後、渡米。アーカンソー大学大学院卒業。 NATA/BOC認定アスレティックトレーナー(ATC)取得後、2009年から7年間、MLBのテキサス・レンジャーズでマイナーリーグアスレティックトレーナー、マイナーリーグリハビリコーディネーター、メジャーリーグアシスタントアスレティックトレーナーを歴任。2016年から3年間、NPBのオリックス・バファローズで一軍アスレティックトレーナー、リハビリコーディネーター、リハビリコーディネーター兼メディカルコーディネーターを担当。 2019年、ハイレベルアスリート向けのリコンディショニングに特化したパーソナルジム「76011」を設立。現在、日本人では唯一の日米両球団でのリハビリコーディネーター歴任者として、リハビリのほか、身体感覚のコンディショニングによってトップアスリートのパフォーマンス向上に貢献している。 著書(分担執筆)に「整形外科医のための 肩のスポーツ診療のすべて」、「肩のスポーツリハビリテーション」(ともに日本医事新報社)。 MS, BOC-ATC, NASM-CES

演題 転倒予防のための理論と実践
 
講師 曽我部晋哉 氏
(甲南大学 共通教育センター 教授、JATI研究・国際委員、JATI-SATI)
 
概要 要介護・要支援の原因の第3位に「骨折・転倒」が挙げられています。「骨折・転倒」により身体活動量が低下すると、要介護の原因第1位の認知症、2位の脳血管疾患につながる可能性があることも指摘されています。そこで、今回の講義では、転倒を予防したい対象者に対する「転倒予防の理論と実践」を行いたいと思います。本テーマは、今後、ますますニーズが高くなることが予想されます。是非、普段の指導にお役立ていただければと思います。
 
  1972年2月生まれ。2005年筑波大学人間科学研究科博士課程修了。博士(スポーツ医学)。 2004年甲南大学スポーツ・健康科学教育研究センター着任、2023年より同センター所長、フォール・プリベンション・リサーチ・センター所長。専門はスポーツ医学、トレーニング科学。特に、膝に対する荷重メカニズムを研究。カンザス大学(米国、2008~09年)、クラクフ体育大学(ポーランド、2014年)、フォートルイス大学(米国、2017,18年)客員研究員など。2002年より日本オリンピック委員会強化スタッフ(2002年~現在)、全日本柔道連盟強化委員(2008年~2012年)等を務め、北京・ロンドンオリンピック代表チーム(女子柔道)ストレングス(2005年~2012年)等を担当。現在は全日本柔道連盟教育普及・MIND委員会に所属し、各国の連盟と協力しながら転倒予防に関する新たな理論の構築を手掛けている。 著書に「中学・高校生のための柔道のやさしいトレーニング科学」(ベースボール・マガジン社)、「下肢トレーニングの科学 膝関節荷重メカニズムの解析から」(不昧堂出版)など多数。JATI認定特別上級トレーニング指導者。

 
    お申し込み

【分科会C(実技講習)をご希望の方へ】 以下をご了承の上、お申し込みください
・実技講習は実際のトレーニングとは違い、ウォーミングアップを十分に行えない場合がございます。ご自身の体調やその時の状態、過去の既往歴や持病などをよく勘案され、決して無理をなさらず、安全に受講してください。トレーニング効果を得たり、測定においてご自身のMAXの数値を出すことが目的ではなく、ご自身がトレーニング指導を行うための実技体験ですので、目的に沿った受講をお願いします。
・事故が生じた場合にはスタッフにお伝えください。出来る範囲の応急処置をさせていただきます。また必要な場合には救急車を要請いたします。
・治療費に関しては、JATIが加入している三井住友海上火災保険のレクリエーション傷害保険の範囲内でお支払いが可能です。それ以上の金額に関しては自己負担となります。 また、事故により追加で発生した交通費や宿泊費、キャンセル代などの費用に関しても自己負担となりますので、ご了承ください。   
※既往症の悪化や重大な過失がある場合などは保険金が支払われない場合があります。保険内容を詳しくお知りになりたい方は事務局までお問い合わせください。


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