セミナー詳細
- 第18回JATIトレーニング指導者研修・交流会
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参加申込受付は終了しました
お申込みが完了いただいた方へ、順次受講票をお送りしております。当日会場へ必ずお持ちください。
概要
日時 2023年12月3日(日) 10:00~16:20 (受付 9:15~9:55) 受講料
(税10%込み)●会員 7,150円
●一般 14,300円
●学生 8,250円 ※事前に学生証を確認いたします会場 帝京科学大学 千住キャンパス 7号館
(東京都足立区千住桜木1-11-1)定員 200名(先着) 継続単位 ●JATI:4.5単位
●日本スポーツ協会公認スポーツ指導者更新研修
この研修の参加により、公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者 資格の更新研修を修了したことになります。 ただし、次の資格については、更新研修の実績にはなりません。 [水泳、サッカー、テニス、バスケットボール、バドミントン、剣道、空手 道、バウンドテニス、エアロビック(コーチ4のみ)、チアリーディング(コ ーチ3のみ)、スクーバ・ダイビング、プロゴルフ、プロテニス、プロスキ ー、オリエンテーリング、スポーツドクター、スポーツデンティスト、アス レティックトレーナー、スポーツ栄養士、クラブマネジャー](2023年4月1日 現在) ※公認スポーツ指導者資格の更新研修の詳細は公益財団法人日本スポーツ協 会のホームページにてご確認ください。 ※指導者マイページへの受講実績の反映は、平均2カ月後となります。申込期限 ●参加申込 ~2023年11月20日(月) 17時
●参加費お振込期限 ~2023年11月21日(火)参加賞 準備中 注意事項 ●キャンセルについて
2023年11月21日(火)17時までに事務局にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、お支払い済みの参加費を返金致します。
※返金手数料として500円を控除した額の返金となります。
●新型コロナウイルス感染症の状況により、内容や開催に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
●当イベント開催中に、協会が撮影した写真・動画等を、JATIの機関誌やホームペー ジ、SNS等で公開する場合があります。また、報道機関等協会が撮影を許可した者が撮影した写真・動画等が、新聞や雑誌、ホームページ等で公開されたり、各種コンテンツとして利用される場合があります。あらかじめご了承願います。
●本催事は、事後のオンライン配信は予定しておりません。
●分科会Bを選択された方は、運動ができる服装および屋内用シューズをご用意ください。
スケジュール 時間 内容 9:15~9:55 受付 10:00~11:30 基調講演
Well-beingの実現に向けたトレーニング指導の未来講師:伊坂忠夫 (立命館学園副総長、立命館大学副学長・スポーツ健康科学部教授、JATI参与)11:30~12:00 協賛企業プレゼンテーション 12:00~13:00 昼休憩・協賛企業ブース見学 13:00~14:30 全体講演
「トレーニング現場が必要とする科学的知見」について考える
~ハイパフォーマンス・ジムの例~
講師:山下大地 (国立スポーツ科学センター スポーツ科学・研究部 研究員)14:30~14:50 休憩・協賛企業ブース見学 14:50~16:20 ●分科会A (座学)
トレーニング現場において科学的知見をどのように活用するか
講師:岡元翔吾 (国立スポーツ科学センター スポーツ医学・研究部 トレーニング指導員)
●分科会B (実技・講義) ※定員あり
科学的知見と競技特異性を考慮したパフォーマンス発揮の準備
講師:緒方博紀 (日本バスケットボール協会 男子日本代表スポーツパフォーマンスコーチ)
※スケジュール・内容は変更になる場合がございます。
講師と講演概要
演題 基調講演:Well-beingの実現に向けたトレーニング指導の未来
講師 伊坂忠夫 氏
(立命館学園副総長、立命館大学副学長・スポーツ健康科学部教授、JATI参与、JATI-AATI)
概要 超スマート社会(Society5.0)では、サイバー空間とフィジカル空間の高度な融合により、地域、年齢、性別、言語等の格差なく、人々が快適で活力に満ちた質の高い生活が実現できる社会を目指しています。この社会の実現に向けて、ICT、AI、ビッグデータサイエンスを活用したテクノロジーは急速に進展してきていた中で、コロナ禍により、誰もが、いつでも、ネット環境下でつながれ、サイバー空間の利用が日常的になってきています。このような社会状況の中で、心身の健康、良好なコミュニティづくりに、トレーニング指導者はどのように貢献できるのか?誰もがそれぞれの多様な幸せ、良好な状態を保てるwell-beingの実現に向けて、トレーニング指導の今後、未来を考え、参加者の皆さんがより活躍されるきっかけ、ヒントになることをねらいとしています。
1962年生まれ。1985年立命館大学産業社会学部卒業、1987年日本体育大学大学院体育学研究科修士課程修了。1999年博士(工学)。 1992年立命館大学理工学部着任。2003年より教授。ジョージア工科大学、テキサス大学 客員研究員、立命館大学総合理工学研究機構副機構長、スポーツ健康科学部長、大学院スポーツ健康科学研究科長などを経て、2019年より学校法人立命館副総長・立命館大学副学長を務める。 専門はスポーツ科学。「応用バイオメカニクスからスポーツ健康科学へのアプローチ」を研究テーマに、応用バイオメカニクス、動作解析等に関する多くの実践的な論文や学会発表を行い、トレーニング装置やシステム等の開発にも携わる。 著書に、『都市とスポーツ』、『2050年のスポーツ-スポーツが変わる未来/変える未来-』(共著、ともに晃洋書房)、『身体運動とロボティクス』(共著、コロナ社)など多数。 JATI上級トレーニング指導者(JATI-AATI)、JATI参与。
演題 全体講演
「トレーニング現場が必要とする科学的知見」について考える
~ハイパフォーマンス・ジムの例~
講師 山下大地 氏
(国立スポーツ科学センター スポーツ科学・研究部 研究員)
概要 最近は、「科学的知見」「エビデンス」「データ」などが重要視されています。必ずしも科学的知見が全てではありませんが、トレーニング指導者が科学的知見を収集し、議論できるようになれば、専門職としての資質が飛躍的に高まります。またそのためには、知見を生み出す側の研究者の役割も重要です。私が所属するハイパフォーマンス・ジムグループでは、研究者と指導者が所属し、エリートアスリートのサポートをしています。研究者が指導者に役立つ知見を提供し、指導者がその知見を積極的に収集して実践する循環を醸成するために、本テーマについて我々が取り組んでいる事例を紹介し、私なりの考えを提供できればと思います。
1985年兵庫県生まれ。2009年神戸大学発達科学部卒業、2014年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。 2011年~2014年日本学術振興会特別研究員、2014年より国立スポーツ科学センター契約研究員(バイオメカニクスグループ)。2017年9月より現職(ハイパフォーマンス・ジムグループ)。 格闘技系選手の体力測定やさまざまな競技の育成年代の体力変化について研究を行い、またジャンプ高向上のためのバイオメカニクス研究、トレーニング研究も行っている。得られた知見を基に、ハイパフォーマンス・ジムにおけるバイオメカニクス的アセスメントの充実を図っている。 著書(共著)に「トレーニング指導者テキスト 理論編3訂版」(大修館書店)、「アスレティックパフォーマンス向上のためのトレーニングとリカバリーの科学的基礎」(文光堂)など。
演題 分科会A ※座学
トレーニング現場において科学的知見をどのように活用するか
講師 岡元翔吾 氏
(国立スポーツ科学センター スポーツ医学・研究部 トレーニング指導員)
概要 近年、スポーツ科学やトレーニング指導に関する知見の増加は著しく、トレーニング指導者は科学的知見に基づいた効果的かつ効率的なトレーニング指導を行うことの重要性が高まっています。本講演では、科学的知見に基づきどのようにアスリートのアセスメントおよびモリタリングを行いトレーニング指導に繋げているのかハイパフォーマンス・ジムにおける実例を紹介します。フォースプレートを用いたカウンタームーブメントジャンプ測定や高強度インターバルトレーニングなどを中心に、パフォーマンス向上を目的とするアスリートや外傷・障害からの競技復帰を目指すアスリートに対するサポートについて触れたいと思います。
1991年生まれ。2014年群馬大学医学部保健学科理学療法学専攻卒業。2019年群馬大学大学院保健学研究科博士後期課程修了。博士(保健学)。理学療法士(PT)、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)、CSCS。 2014年~2019年独立行政法人地域医療推進機構 群馬中央病院 リハビリテーション部、2019年より現職。現在は、国立スポーツ科学センターハイパフォーマンス・ジムにて、トップアスリートの測定・評価に基づくトレーニング・(リ)コンディショニング等を担当している。S&C、PT・AT、研究員などと連携し、競技特性やアスリートの特徴を踏まえたトレーニングプログラムを提案・実施している。
演題 分科会B ※実技・講義
科学的知見と競技特異性を考慮したパフォーマンス発揮の準備
講師 緒方博紀 氏
(日本バスケットボール協会 男子日本代表スポーツパフォーマンスコーチ)
概要 トレーニング指導者は科学的知見に基づきアスリートのパフォーマンス発揮の支援を行うことを求められています。しかし、スポーツ現場では科学的根拠に基づいたベストの選択ができるとは限りません。どちらかというと合宿や大会日程、チームや選手の状況などに応じてよりベターな選択を求められます。本講演では、限られた期間で実施される代表強化合宿での取り組みや大会に望む際のピーキング、競技特性を考慮したトレーニング指導への落とし込みについて事例を紹介する予定です。
※講義と実技を交えた内容で実施します
1983年生まれ。2006年国際武道大学体育学部卒業、2008年東海大学大学院体育学研究科修了。修士(体育学)。
2008~2012年女子バレーボールNEC Red Rockets トレーニングコーチ、2012年~2016年JT Marvelous ストレングス&コンディショニングコーチ等を経て、HPSC国立スポーツ科学センター常勤トレーニング指導員として、バドミントン、スポーツクライミング、飛込、テニス、フィギュアスケートなどの日本代表選手に対してトレーニングサポートを行う。 2021年よりバスケットボール男子日本代表パフォーマンスコーチを務め、本年9月開催のワールドカップでのアジア勢1位、48年ぶりの自力でのオリンピック出場など、代表チームの躍進に貢献している。JATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI)。
お申し込み
【分科会B(実技・講義)をご希望の方へ】 以下をご了承の上、お申し込みください。
本講義は講義に実技(実際に身体を動かす内容)を交えて実施します。
・実技講習は実際のトレーニングとは違い、ウォーミングアップを十分に行えない場合がございます。ご自身の体調やその時の状態、過去の既往歴や持病などをよく勘案され、決して無理をなさらず、安全に受講してください。トレーニング効果を得たり、測定においてご自身のMAXの数値を出すことが目的ではなく、ご自身がトレーニング指導を行うための実技体験ですので、目的に沿った受講をお願いします。
・事故が生じた場合にはスタッフにお伝えください。出来る範囲の応急処置をさせていただきます。また必要な場合には救急車を要請いたします。
・治療費に関しては、JATIが加入している三井住友海上火災保険のレクリエーション傷害保険の範囲内でお支払いが可能です。それ以上の金額に関しては自己負担となります。 また、事故により追加で発生した交通費や宿泊費、キャンセル代などの費用に関しても自己負担となりますので、ご了承ください。
※既往症の悪化や重大な過失がある場合などは保険金が支払われない場合があります。保険内容を詳しくお知りになりたい方は事務局までお問い合わせください。
お申込画面では分科会のみの選択となります。画像のように2箇所にチェックをしてください。
(基調講演、全体講演を選択する必要はございません)