<特定非営利活動法人>JATI-日本トレーニング指導者協会-

セミナー詳細

SPORTEC2024
「健康で活力ある日本の未来のために」~時代を切り拓く運動指導者のヒューマンスキルと専門性~
概要

日 時

2024年7月16日(火) 13:15~14:45

会 場

SPORTEC2024
東京ビッグサイト東展示棟

受講料

無料

継続単位

JATI資格継続単位:1.5単位
NSCA資格継続単位:0.15(A)  
JAFA/GFI教育単位:1.5

内容・講師

●「リアルな指導」が優位になる3つの要素
合原勝之氏(インプローブ(株) 代表取締役、NSCAジャパン各種委員、CSCS、CPT、鍼灸師) 
●「変革の時代に求められる運動指導とその人材」
油谷浩之氏(バレーボール女子日本代表ストレングスコーチ、日本トレーニング指導者協会副理事長、JATI-SATI)  
●「健康運動指導士・健康運動実践指導者に求められること」
荒籾忠志氏(日本健康運動指導士会専務理事)  
●「今、グループ運動指導者に求められること」
鈴木智子氏((公社)日本フィットネス協会 理事、東洋大学 准教授)  
<<ファシリテーター>>
岩井智子氏(株式会社クラブビジネスジャパン取締役、雑誌「NEXT」編集長)  



講師・講演概要

合原勝之 氏

(インプローブ株式会社代表取締役、NSCAジャパン認定試験・CEU委員会委員 指導者育成委員会委員、CSCS、NSCAーCPT、鍼灸師、NASMーPES)

大学まで選手として野球を続けた後、スポーツ系の専門学校で学ぶ。 これまで、20年間アスリート、子供から高齢者まで多くの人の指導に携わる中で、 幅を広げるために鍼灸師の資格を取得。同時にインプローブ株式会社を設立し、 ジム・スタジオの設立・運営、企業の健康教室、セミナーなどの企画、医療機関 との提携、アスリートのサポート、専門学校の非常勤講師など健康・スポーツ・ 教育の3つの柱で事業を展開している。

演題:「リアルな指導」が優位になる3つの要素

1.人間力 アイスバーグ理論にあるように、他人から見た部分は表面的なものでしかない。しかし、その表面的なものの土台には行動や習慣、想いや人生哲学がある。
2.3タイプへのコミュニケーション 人はざっくり3つのタイプに分けられるという。考え方の違いにより生まれてしまうコミュニケーションギャップ。
3.知識量 知識は1.2が揃うからこそ、相手に伝わる。リアルな指導が優位になるための3つの要素についてお話しいたします。

油谷浩之 氏

(バレーボール女子日本代表ストレングスコーチ、日本トレーニング指導者協会副理事長・教育研修委員会委員長、JATI-SATI)

関西学院大学文学部教育学科卒業。現在はアメリカンフットボール、バレーボール、ラグビーのチームにおいてストレングストレーニングを指導。他にパーソナルでもストレングスコーチとしてプロ野球やプロゴルファー、競輪選手、プロスノーボーダー、重量挙げなど、様々な競技のトレーニング指導にあたる。 関西学院大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ、神戸製鋼所ラグビー部ストレングスディレター、久光製薬女子バレーボール部ストレングストレーナー、全日本バレーボール女子日本代表ストレングスコーチ他。共著に『スポーツトレーニングの常識を疑え』。JATI特別上級トレーニング指導者(JATI-SATI)、JATI副理事長。

演題:「変革の時代に求められる運動指導とその人材」

少子高齢社会になり多くの問題を抱えるこの国において我々運動指導者に求められるものも大きな変化がこの数年おこってきています。中高年者の健康維持向上の問題は放置しておくとこれまでの安全で安心な社会を大きく揺るがすこととなります。その方々が抱える健康に関する課題は社会と同じで多様化し、これまで以上に安全に効果のある運動指導の難しさを感じざるをえません。一方で少子化による人口の減少に歯止めがかからない今、働き手の不足は深刻な問題となり、このことも運動指導の現場においても逼迫した問題となっています。これからいかに安全を担保しつつ効果的で効率の良い指導を行っていくか、そのために我々運動指導者に必要となる知識、知恵について皆さんと考える時間になればと思います。

荒籾忠志 氏

(NPO法人日本健康運動指導士会専務理事・事務局長)

民間スポーツクラブでトレーナーとして勤務後、医療機関にて健康運動指導士として勤 務。1996年に日本健康運動指導士会に勤務。現、日本健康運動指導士会専務理事・ 事務局長。

演題:「健康運動指導士・健康運動実践指導者に求められること」

2024年1月に厚生労働省から公開された「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」において期待される運動指導者の活躍と、健康運動指導士・健康運動実践指導者に求められる運動指導者としてのスキルについてお話いたします。

鈴木智子 氏

(公益社団法人日本フィットネス協会理事、東洋大学准教授)

専門は、フィットネスとしてのエアロビックダンスの指導法および動作学。巧みな動きやリズミカルな動きの観察に興味がある。最近は、カンボジアの体育科教員養成大学において、エアロビクス指導トレーニングプログラムの開発を行っている。お茶の水女子大学大学院・人文科学研究科(人文科学修士)

演題:「今、グループ運動指導者に求められること」

大学が近隣の中高年齢者を対象に行っているエアロビクス教室の様子やグルー運動指導資格を取得した卒業生の現在をお伝えしながら、今どんな指導者が求められているのかを考えたい。クラブのスタジオレッスン参加者も、運動を楽しむことと同時に、人とのつながりを求めている。また、現在、クラブ外においても、サークル活動がさかんであり、これはまさに、人々が指導者とのつながり、仲間とのつながりを求めているに他ならない。


お申し込み


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