◆単位
▼JATI継続単位 15単位
▼健康運動指導士・健康運動実践指導者 更新単位15 (講義6実習9単位)
※健康運動指導士証・健康運動実践指導者証をご持参ください
※2日間のカリキュラムを全て受講した場合に単位が発行されます。途中受講できない時間がある場合には、単位は発行致しかねますのでご注意ください。
◆参加申し込み期限
参加申し込み : ~2015年9月28日(月)まで
参加費お振込期限: ~2015年9月30日(水)まで ※銀行振込の場合のみ
◆服装
運動のできる服装をご持参ください。
◆その他
●昼食について
昼食時は午後の会場設営のため、講義会場は利用できません。1Fのレストランまたは外の飲食店等をご利用になられるか、お持ち込みの場合には館内共有スペーをご利用ください。
※館内共有スペース(ソファ等)はあまり数がございませんので予めご了承ください。
●キャンセルについて
開催日前の最終平日(祝日を除く)の18時までに事務局にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、お支払い済みの参加費を返金致します。
※返金手数料として500円を控除した額の返金となります。
※上記期限以後のご連絡については返金致しかねますのであらかじめご了承ください。
●当イベント開催中に、協会が撮影した写真・動画等を、JATIの機関誌やホームペー ジ、SNS等で公開する場合があります。また、報道機関等協会が撮影を許可した者が 撮影した写真・動画等が、新聞や雑誌、ホームページ等で公開されたり、各種コンテンツとして利用される場合があります。あらかじめご了承願います。
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講師 |
長谷川裕氏 (龍谷大学教授、JATI理事、JATI-SATI) |
経歴 |
1956年京都府出身。79年筑波大学体育専門学群卒業。81年広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。 龍谷大学スポーツサイエンスコースにおいて、バイオメカニクス、機能解剖学、トレーニング理論、エクササイズテクニック実習等の科目を担当し、実践的研究活動に力を注いでいる。 龍谷大学サッカー部部長・監督(88年~)、ペンシルベニア州立大学客員研究員兼男子サッカーチームコンディショニングコーチ(97~98年)、名古屋グランパスエイトコンディショニングアドバイザー(2004~08年)。本田技研工業ラグビー部Honda Heatスポーツサイエンティスト(2008~2011)。スポーツ科学計測テクノロジー・S&C Corporation代表。 著書に「IOC hand book-strength training for athletes-」、「アスリートとして知っておきたいスポーツ動作と体のしくみ」、「サッカー選手として知っておきたい身体の仕組み・動作・トレーニング」など多数。 JATI認定特別上級トレーニング指導者、JATI理事、調査・研究委員会委員長。日本トレーニング指導学会世話人代表。 |
時間 |
テーマ |
内容 |
9:30 - 12:30 |
<講義1>
指導現場における科学的データ取得の意義と効果 |
従来、高額で大掛かりな装置を用いることでしか得ることが困難であったスポーツ科学やトレーニング科学におけるバイオメカニクスや生理学等の測定データが、近年のテクノロジーの進化により、指導現場で簡単に取得することができるようになってきています。それによって、単なる推測や教科書的知識だけでは得ることのできない目の前のクライアントや選手の健康・体力状態やその変化と自分の指導内容や方法との関係を具体的に把握しながら、客観的なエビデンスに基づいて効果的なトレーニング指導を進めていくことが可能になってきています。この講義では、指導現場においてそうした科学的データを取得しながら進めるトレーニング指導の意義、必要性、効果、そして活用法について解説します。 |
13:30 - 16:30 |
<実習1>
レジスタンストレーニングにおける発揮筋力・パワー・スピード・持久性および筋肥大に関するデータの取得とそのトレーニング指導における活用法
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レジスタンストレーニングにおいては「何キロを何回」持ち上げるか、ということだけが指導内容の中心を占めてしまうことが多く、フォームは形だけのものになりがちです。しかし本来の目的は、筋力・パワー・動作速度・それらの持久性の向上および筋肥大におかれるはずです。フォームもそれを実現するための手段であると同時にトレーニングの結果として習得されるものでもあります。この実習では、ダンベルやバーベルあるいは自体重さらには弾性抵抗を負荷としたトレーニングにおいて、実際に発揮される筋力・パワー・速度・それらの持久性そして筋肥大をいかに測定し評価するか、そのデータをトレーニング指導にどのように活用するかについて実習します。 |
16:30 - 19:00 |
<実習2>
動的バランスおよび、認知・反応を含んだ敏捷性のトレーニング指導における科学的データの取得とその活用法 |
日常生活やスポーツにおいて必要とされるバランス能力は、全身の動きの中でいかに安定した姿勢を維持できるか、また左右対称性や均衡を保てるかにあります。ここでは、こうしたバランス改善のトレーニング指導において有効であることが示されつつあるバランスの客観的な測定法と評価の実習を行います。バランスとともに敏捷性も新たな指導が求められています。それは敏捷性が周りの状況と無関係に決められた動きを単に素早く行うだけではなく、状況の変化を認知し、取るべき行動の選択と意思決定を含んだ動きの素早さを改善することが求められるようになってきたということです。後半は、こうした認知や反応を含む敏捷性の測定と評価そしてトレーニングのあり方について実習します。 |
※講師・内容・スケジュール等が変更になる場合がございます
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講師 |
油谷浩之氏
(JATI理事、久光製薬スプリングス(バレーボール)ストレングスコーチ、 関西学院大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ、JATI-SATI) |
経歴 |
1965年生まれ。90年関西学院大学卒業。
中学・高校・大学と10年間アメリカンフットボール部に在籍。
卒業後は沖縄に渡り、リゾートホテルでホテルマンとして従事する傍らトライアスロンに挑戦。自らの運動経験を活かし、95年より(株)プロフェッショナルトレーナーズチームに所属しストレングスコーチ・トレーナーとして活動を始める。現在は任意団体スマートストレングスを主宰。 過去に松下電工 (現パナソニック)アメリカンフットボール部ストレングスコーチ、松下電器 (現パナソニック)企業3部(バレーボール・バスケットボール・野球)トレーナーや神戸製鋼所ラグビー部(KOBELCO スティーラーズ)ストレングスディレクター等をつとめる。
現在、関西学院大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ、久光製薬女子バレーボール部(久光製薬 スプリングス)ストレングストレーナーに従事する。その一方で、パーソナルでもストレングスコーチとしてプロ野球選手、Jリーガー、プロゴルファー、競輪選手等のトレーニング指導にあたるほか、小さな子供たちの運動能力の向上から中高年の方々の健康づくりまで幅広く指導を行っている。 |
時間 |
テーマ |
内容 |
9:15 - 12:15 |
<講義2>
指導対象者別の体力測定と測定データに基づいたトレーニング指導の考え方 |
昨今、運動指導者の指導対象は子どもから高齢者、レクリエーションスポーツからチャンピオンスポーツまでと多岐にわたっています。それぞれのカテゴリーにおいても非常に個人差が大きくなっており、これまでの画一的な指導ではトレーニング成果を出し続けるのは困難であることはもとより安全な指導さえ脅かされることでしょう。しかし、以前であれば指導の現場ではなかなか得ることのできなかった細かな対象者の体力情報が得られるようになったこともあり、それらの測定データを読み解く力が必要となってまいりました。この講義では各指導対象者の必要な体力はどういったものなのか、どのようにその体力を推し量りトレーニング指導に活かしていくのかを解説していきます。 |
13:15 - 15:15 |
<実習3>
指導対象者別の測定の実際と評価について
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今般、トレーニング指導の現場では体力を推し量るための測定種目が、伝統的に行なわれてきたアナログのものから最新の機器を使用したものまで多く混在しています。日頃の運動指導の対象となる運動競技者と高齢者に必要な体力を定量化するための各種測定をデジタル、アナログの両方で実践し、評価までを実習します。 |
15:15 - 16:45 |
<実習4>
測定データをもとにした体力改善に向けたトレーニングの指導方法
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実習3で収集した体力測定のデータをもとにした各指導対象者別のニーズにあったトレーニング種目の紹介と実践をしていただきます。また、そのトレーニング実施中の指導者のフォーカスポイントについて解説いたします。 |