セミナー詳細
- 知覚情報処理能力と運動機能の連動性を目的とした指導スキルアップ講習会
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日本健康運動指導士会 平成30年度第10回本部講習会(二日間講習会)
「知覚情報処理能力と運動機能の連動性を目的とした指導スキルアップ講習会」
~日常生活動作・転倒予防からスポーツのパフォーマンス向上に効果的なトレーニング法~
本講習会は、二日間の日程で、視覚などの知覚情報の処理能力や認知機能と運動機能の連動性などを高め、 日常生活動作からスポーツのパフォーマンス向上に効果的な最新の知見と指導法をご紹介します。健康・体力づ くりの運動指導者からスポーツの指導者ら従事する指導者まで、運動指導スキルアップに効果的な内容です。
概要
◆日程 2018年10月14日(日) ~ 15日(月)
※日曜日~月曜日の2日間セミナーです◆会場 芝浦サービスセンター(東京都港区海岸3-26-1)
→Google Map◆主催 NPO法人日本健康運動指導士会 ◆共催 特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会 ◆参加費 ●JATI会員 16,200円
●日本健康運動指導士会会員 16,200円
●一般・学生 32,400円
※税込み◆定員 80名 ※先着順 ◆単位 JATI 15単位
健康運動指導士・健康運動実践指導者 15単位(講義7.5単位・実習7.5単位) (財団認定番号:186621)◆申込 2018年8月14日(火)~ ※定員に達し次第締め切り ◆持ち物 運動のできる服装、室内用シューズ、健康保険証(コピー可) ◆その他 ●当イベント開催中に、協会が撮影した写真・動画等を、JATIの機関誌やホームペー ジ、SNS等で公開する場合があります。また、報道機関等協会が撮影を許可した者が 撮影した写真・動画等が、新聞や雑誌、ホームページ等で公開されたり、各種コンテンツとして利用される場合があります。あらかじめご了承願います。
講師
長谷川 裕
龍谷大学 教授、JATI理事長、JATI-SATI
1956年京都府出身。79年筑波大学体育専門学群卒業。81年広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。龍谷大学サッカー部部長・監督(88年~)、ペンシルベニア州立大学客員研究員兼男子サッカチームコンディショニングコーチ(97~98年)、名古屋グランパスエイトコンディショニングアドバイザー (2004~08年)、本田技研工業ラグビー部Honda Heat スポーツサイエンティスト(2008~2011)。スポーツ科学計測テクノロジー・S&C Corporation代表。著書に「IOC hand book-strength training for athletes-」、「アスリートとして知っておきたいスポーツ動作と体のしくみ」、「サッカー選手として知っておきたい身体の仕組み・動作・トレーニグ」など多数。 JATI認定特別上級トレーニング指導者(JATI-SATI)、JATI理事長、 JATI研究・国際委員会委員長。
スケジュール
◆10月14日(日)時間 内容 9:30 - 13:30 「身体運動行動における認知機能」(講義)
●日常生活動作やスポーツ活動における運動制御の基本的なメカニズムと知覚・認知機能の重要 性について講義します。
●健康な生活の維持・増進やスポーツ活動の能力向上において、体力や身体運動能力を改善させ ることは、きわめて重要です。しかし、知覚や認知、そして判断と意思決定というプロセスを無 視した運動行動は本来あり得ません。そこで、こうした認知機能と体力や身体運動能力の関係を 踏まえた運動指導の必要性が指摘されています。本講義では、運動行動における様々な認知的側 面とその重要性について講義します。13:30 - 14:30 昼食・休憩 14:30 - 18:00
「運動指導における認知機能」(講義)
●外界の変化や身体の変化を認知しながら運動課題を解決する能力を向上させるためのトータル な運動指導の重要性とその方法について講義します。
●日常生活動作の改善やスポーツ動作の改善のための運動指導における知覚や認知の側面への働きかけについてその測定からトレーニングまでのプロセスを具体例を用いて解説します。
◆10月15日(月)時間 内容 9:00 - 13:00 「運動指導における認知機能の測定と評価」(実習)
●スプリントスピード、アジリティー、ジャンプといったスポーツ活動に伴う認知機能の測定と評価について、実習します。単なる反応時間だけでなく、複雑性の増大に伴いどのような動作の 変容が生じるかについても観察します。
●日常生活行動における認知機能の測定と評価について。身体運動にともなって周囲の状況を知覚し認知する能力の測定と評価法について実習します。13:00 - 14:00 昼食・休憩 14:00 - 17:30
「運動指導における認知機能のトレーニング」(実習)
●スポーツ活動における二重課題処理、視知覚処理の正確性とスピードアップ、反応アジリティ ーを改善させるためのトレーニングの実際と指導法。
●日常生活動作における視知覚処理速度と正確性の向上、有効視野の拡大、視覚記憶の向上といった認知機能の改善トレーニングの実際。※スケジュール・内容は変更になる場合がございます。