<特定非営利活動法人>JATI-日本トレーニング指導者協会-

セミナー詳細

第15回研修会
お申し込み受付は終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。

第15回研修会は、新型コロナウイルス感染症への対策として、オンラインにてプレゼンテーション動画を録画配信する形式で開催します。 何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。皆様のご参加をお待ちしております。

 
    概要

配信期間 2021年6月7日(月) ~ 2021年7月31日(土) 
※期間中何度も視聴可能です。
視聴方法 本協会webサイトにて
受講料
(税込み)
 ●会員 7,150円
 ●一般 14,300円
 ●学生 8,250円 ※事前に学生証を確認いたします
継続単位 JATI 4.5単位
※単位付与日 2021年8月16日(月)
※未視聴の講演があった場合には単位は付与されません。
 申込期限 ●参加申込 ~2021年7月16日(金) 16時
●参加費お振込期限 ~2021年7月19日(月)
 必要な環境 受講に必要な環境(PC、タブレット、スマートフォンやインターネット回線)はご自身でご用意ください。また通信料につきましても、ご自身でご負担ください。
注意事項 ●キャンセルについて
2021年5月31日(月)16時までに事務局にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、お支払い済みの参加費を返金致します。
返金手数料として500円を控除した額の返金となります。
※上記期限以後のご連絡については返金致しかねますのであらかじめご了承ください。
 
・お申し込み完了後、3営業日以内(※)に視聴開始が可能となります(銀行振込の場合は、ご入金確認後3営業日以内)。視聴方法は別途ご案内致します。※開催前にお申込みを完了いただけた場合には6月7日視聴開始となります
・当セミナーの録画・録音・撮影、動画データのダウンロード、資料の2次利用、詳細内容のSNSへの投稿は固くお断りします。セミナー内容の盗用が発覚次第、著作権・肖像権侵害として対処させていただくことがございます。 
・インターネット経由でのセミナーであるため、回線状況により映像や音声が乱れる場合がありますのであらかじめご了承ください。
・受講に必要な環境(PC、タブレット、スマートフォンやインターネット回線)はご自身でご用意ください。また通信料につきましても、ご自身でご負担ください。

 


    講演概要と講師紹介


演題 筋力トレーニングの歴史的変遷    ※約30分
 
講師 有賀 雅史 氏
(帝京科学大学医療科学部教授、JATI理事長、JATI-SATI )
 
概要 筋力トレーニングの歴史的変遷を、19世紀から現代までを中心に概説します。また、初代理事長である故窪田登先生の書籍や、生前実際にインタビューした内容、窪田先生のストロングマンとしての御業績についても紹介いたします。
 
1958年東京出身。1985年早稲田大学教育学部卒業。2006年女子栄養大学大学院(臨床栄養医学)修了。 女子栄養大学兼任講師、国際武道大学体育学部非常勤講師、昭和学院短期大学教授等を経て、2011年より現職。JOC強化スタッフ(サーフィン競技)。 著書(共著)に、「ストレングス&コンディショニングⅠ・Ⅱ」、「トレーニング指導者テキスト実践編」、「トレーニング指導者テキスト実技編」、「スポーツトレーニングの常識を超えろ」(いずれも大修館書店)、「スポーツコンディショニング」(共訳、大修館書店)。 JATI理事長、広報・企画委員会委員長、JATI認定特別上級トレーニング指導者(JATI-SATI)。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、ワールドラグビー認定メディカル・レベル2、ワールドラグビー認定S&C・レベル2。


演題 サルコペニア・フレイル予防のための運動処方
※約60分
 
講師 真田 樹義 氏
(立命館大学 スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科 教授)
 
概要 身体不活動は死亡原因の第3位であり、健康長寿のためには日ごろの身体活動や運動の実践が重要となる。サルコペニアは筋量および筋力の加齢による減少を意味するが、これが引き金となって、ロコモティブシンドロームやフレイルに発展し、最終的には要介護化につながる。我々の先行研究では、75歳以上の高齢者は肥満がむしろ長寿につながり、サルコペニアが最も短命であることを示している。すなわち、後期高齢者では肥満予防よりもサルコペニアの予防や改善が最優先であると考えられる。2020年4月より開始されたフレイル健診において、集いの場を各市町村で提案し、地域の健康格差の解消を目指すことが、今後の我が国の重要な課題であると考えられる。
 
1965年生まれ。1988年鹿屋体育大学体育学部体育スポーツ課程卒業。都内フィットネスクラブに勤務する傍ら、社会人として2005年東京都立大学大学院博士課程 修了。博士(理学)。 早稲田大学生命医療工学研究所講師、国立健康・栄養研究所客員研究員、早稲田大学生命医療工学研究所准教授、立命館大学理工学部准教授、同スポーツ健康科学部スポーツ健康科学研究科准教授などを経て、2011年より現職。 専門は健康応用科学、運動生理学。現在は、「生活習慣病予防のための運動処方開発にむけた科学的根拠の構築」や「日本人成人男女を対象としたサルコペニア評価基準および簡易評価法の開発」をテーマに研究を行うほか、フレイルやサルコペニアの予防や対策を広く発信している。著書(共著)に、「認知症plus予防教育」(日本看護協会出版会)、「スポーツでのばす健康寿命:科学で解き明かす運動と栄養の効果」(東京大学出版会)など多数。


演題 スポーツ選手のパフォーマンス発揮に向けた戦略的リカバリー
※約60分
 
講師 笠原 政志 氏
(国際武道大学 教授、JATI研究・国際委員会委員、JATI-AATI)
 
概要 スポーツ選手がハイパフォーマンスを発揮し続けるためには、すみやかに疲労回復をするリカバリー対策が求められますが、「どの疲労に対して」、「どのタイミングで」など各対象競技に合わせたリカバリー対策、つまりリカバリーを戦略的に考える必要があります。そこで本講義では、スポーツ選手における戦略的リカバリーの考え方と各種リカバリー手段を科学的知見の観点から紹介します。
 
1979年生まれ。国際武道大学卒業、同大学院修了。鹿屋体育大学大学院博士後期課程修了(体育学博士)。 国際武道大学、大学院にて学生の教育に従事する傍ら、2015年にAustralian Institute of Sport客員研究員としてアスリートのリカバリー研究に務めた経験を活かし、コンディショニングや障害予防、競技力向上に関わる多数の研究と実践を行っている。 ライフセービング日本代表アスレティックトレーナー(2008年~)、オーストラリア柔道ナショナルチーム コンディショニングコーチ(2015年)、国民体育大会テニス競技千葉県チームアスレティックトレーナー(2018年~)。 著書に「体育・スポーツ分野における実践研究の考え方と論文の書き方」(共著、市村出版)、「アスレティックトレーニング学」(編集、文光堂)など。 JATI上級トレーニング指導者(JATI-AATI)、JATI研究・国際委員会委員。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。



演題 スピードトレーニングの実技と指導法 ‐走スピード向上のためのトレーニング‐
※約60分
 
講師 黒須 雅弘 氏
(東海学園大学スポーツ健康科学部 准教授、JATI東海支部 委員、JATI-AATI)
 
概要 スピードトレーニングのエクササイズとして取り組まれている、アジリティやプライオメトリクス、ヒルスプリント、スレッドなどは、スピードに関連した身体機能を向上させるとされています。本研修会では、これらのエクササイズの指導方法や強度、フォーム、実施回数、距離などのトレーニング変数について再考します。特に運動実施者が適切な動作により実施しているか、動作習得の評価点となる着眼点を紹介します。
 
1973年生まれ。日本体育大学体育学部体育学科卒業、筑波大学大学院修士課程体育研究科修了。Arizona State University (ASU) 進学後、2000年よりMt. San Antonio College (Mt. SAC) にて、3シーズン陸上競技部アシスタントコーチとして指導。2002年~2003年、Australian Institute of Sport (AIS)にてインターンシップコーチ。帰国後は、日本体育大学スポーツ医学研究室助手、同大学陸上競技部短距離コーチ、流通経済大学スポーツ健康学部非常勤講師、同大学ラグビー部スプリントコーチ等を務める。2007年より東海学園大学助教、講師を経て2019年に准教授。運動方法(陸上競技)、コーチ学を専門とした研究を行うほか、東海学園大学陸上競技部監督として指導に携わる。著書(共著)に『トレーニング指導者テキスト 実技編』(大修館書店)、『ラグビーの力 Power of Rugby ~モラルエージェンシーからスキル・トレーニングまで~』(叢文社)。JATI認定上級トレーニング指導者、JATI東海支部委員。


演題 トレーニング指導者が現場でできるバイオメカニクス的評価
※約60分
 
講師 山下 大地 氏
(国立スポーツ科学センター スポーツ科学部 研究員)
 
概要 バイオメカニクスというと、大掛かりな機材を用いて競技会場や実験室で測定をし、複雑な計算をしている印象がある方は多いと思います。一方で現在さまざまな機器やアプリケーションにより、速度やパワー、角度といったバイオメカニクス的指標が現場でも測定できるようになってきました。Velocity Based Trainingはその最たる例です。表示される数字からパフォーマンスの善し悪しを判断するために、またパフォーマンスの善し悪しを判断できる数字を取得するために必要な知識について、力学的原理から現場での実用に関して幅広く共有させていただきます。
 
1985年兵庫県生まれ。2014年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。2014年より国立スポーツ科学センター契約研究員(バイオメカニクスグループ)。2017年9月より現職(ハイパフォーマンスジムグループ)。格闘技系選手の体力測定やさまざまな競技の育成年代の体力変化について研究を行い、またジャンプ高向上のためのバイオメカニクス研究、トレーニング研究も行っている。得られた知見を基に、ハイパフォーマンスジムにおけるバイオメカニクス的アセスメントの充実を図っている。

 
    視聴方法


    お申し込み
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