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JATI企画協力の新刊が発売されます! 『VBT トレーニングの効果は「速度」が決める』
このたび、本協会 企画協力の新書籍が草思社より7月18日(日)に発売されますのでご案内申し上げます。
会員専用の通信販売サービス 「JATI Online Shop」でも先行予約を受付中です。

◆VBT トレーニングの効果は「速度」が決める
長谷川裕(著)
400ページ 
2,860円(税込み)
草思社

JATI EXPRESSVol.65(2018年6月)~Vol.76(2020年4月)の12回にわたって連載された『VBTの理論と実際』に大幅な加筆と修正が加えられ、この度、満を持しての書籍化が実現しました!
 
大切なのは《重さ×回数》よりも、《挙上スピード》。
ウェイトトレーニングの常識が変わる一冊であると同時に、VBTを理解する上で必要なスポーツテクノロジーの基礎であるバイオメカニクスや運動生理学についてもわかりやすく解説されている。学生や現場の指導者にとって理想的なトレーニングサイエンスの参考書となる待望の一冊だ。



はじめに 
旧態依然からの脱却を図るための最新ウェイトトレーニング法

序章 あらためて問うトレーニングとは?
1 トレーニングのためのトレーニングかスポーツのためのトレーニングか
2 ウェイトトレーニングにおける 基礎・基本とは
3 Howより大切なのはWhat
4 トレーニングの原則―VBTに関連づけて
5 トレーニングの負荷とは?
6 超回復理論とフィットネスーファティーグ理論
7 プログラムデザイン
8 ピリオダイゼーション
第1章 VBTとは何か−なぜ今VBTなのか?
1 「VBT? 何それ?」とは言っていられない時代になった
2 VBT普及の背景
3 VBTの前史
4 歴史的必然としてのVBTという到達点
5 従来の負荷設定法の問題点
第2章 VBTを正しく理解し応用していくために
トレーニング指導の専門家として避けて通れない基礎科学
1 運動力学の基礎
2 ウェイトトレーニングに関する神経-筋生理学の基礎
第3章 ウェイトトレーニングにおける挙上スピード
1 %1RMと挙上速度の安定的関係
2 負荷-速度プロフィール
3 様々な種目の 負荷-速度プロフィールの信頼性
4 負荷-速度プロフィールのパワートレーニングによる変化
5 一般的負荷-速度プロフィールと個人別負荷-速度プロフィール
6 最小速度閾値と1RM挙上速度
7 努力レベルと挙上速度の関係
8 負荷-速度プロフィールによる 1RMの推定
9 個人別負荷-速度プロフィールを 用いた1RMの推定
10 2ポイント法による負荷-速度プロフィール
11 バリスティックエクササイズとクイックリフトにおけるピーク速度
第4章 VBTを用いたトレーニング効果
1 大学生投擲選手のベンチプレスによる事例研究 ·
2 大学生サッカー選手のジャンプスクワットトレーニングにおけるパワーのフィードバック効果
3 リアルタイムフィードバック
4 VBT研究の原点
5 トレーニング効果に及ぼす最大速度 vs. 1/2速度
6 PBTに対するVBTの優位性
7 スピードが低下する前にセットを終了する効果
8 ヴェロシティーロス・カットオフ
9 ヴェロシティーロス・カットオフの急性効果
10 筋肥大のためにはVLCの大きなパーセンテージが有効
11 たった5%のVLCでも十分な筋力とパフォーマンスのトレーニング効果が得られる
12 パワー持久力の向上のためにはVLC30%を6週間継続するとよい
第5章 VBTの実践
1 VBTにおける負荷質量の設定
2 挙上スピードによる負荷の調整
3 挙上スピードによるレップ数の調整 (ヴェロシティーロス・カットオフ)
4 挙上スピードによる休息時間の調節
5 挙上スピードによるセット数の自動調節(総レップ数法)
6 2ポイント法による個人別の負荷-速度プロフィールの作成と活用
7 VBTにおけるフィードバックの実際
8 VBTのピリオダイゼーション
9 非アスリートのためのVBT
10 VBT採用上の留意点
第6章 VBTデバイスの特徴と選択
1 VBTデバイスで使用されているテクノロジー
2 各種VBTデバイスの特徴
第7章 VBTの未来
1 リモート指導と完全ペーパーレス化
2 コーチの手元まで来たバイオメカニクス
3 SNSによる新たなコミュニティー
4 AIの活用
5 VBTが可能にする新たな研究スタイル


2021年7月5日
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