セミナー詳細
- 【終了】第7回学生トレーニング指導者研修・交流会
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テーマ
『現場力』
大学生や専門学生など社会に羽ばたくための勉強に励む学生時代におい て将来の現場状況を事前に知ることはとても重要です。そこで今回は 教科書だけでは分からない『現場力』について講義と実技を通じて自分 自身を見つめ直してみましょう。
開催概要
開催日 2014年12月7日(日) 10:00 - 16:30
会 場 帝京平成大学 中野キャンパス (東京都中野区中野4-21-2)
会場へのアクセス(PDF)
参加費 ▼学生 2,000円 (税込)
※引率教員は参加無料です。申込用紙に氏名をご記入ください。
単 位 4単位
定 員 100名 ※定員になり次第締め切り
申込方法 学校ごとに申込用紙に記入の上、eメール(info@jati.jp)にてお送りください。
※個人申込みも可能です
服 装 実技がありますので屋内用シューズ、運動のできる服装をご用意ください。
その他 当イベント開催中に、協会が撮影した写真・動画等を、JATIの機関誌やホームペー ジ、SNS等で公開する場合があります。また、報道機関等協会が撮影を許可した者が 撮影した写真・動画等が、新聞や雑誌、ホームページ等で公開されたり、各種コンテ ンツとして利用される場合があります。あらかじめご了承願います。
申し込み用紙
▼開催要項
▼参加申込書
スケジュール 時間 科目 9:30 - 10:00 受付 10:00 - 10:45 参加校紹介 10:50 - 12:00 『これから成長するフィットネスクラブ、トレーナーの要件 ~こんな学生が生き残り成長し業界を支える~』
講師:古屋武範(株式会社クラブビジネスジャパン 代表取締役社長)
これからの10年、20年は、これまでの10年、20年に比べ、社会のなかでビジ ネスをして生きていくことがとても難しくなります。そうしたなか、フィットネス業界に未来はあるのでしょうか?フィットネスクラブは有望産業なのでしょう か? 「コンピュータの影響で今ある50%の職業が消えてなくなる」(オックスフォード大調べ)と言われるなか、トレーナーという職業はなくならないのでしょうか? もし生き残り成長できるフィットネスクラブがあるとしたら、それはどんなクラブなのでしょう。もし生き残っている経営者やトレーナーがいるとしたら、 彼ら彼女らはどんな要件を満たしているのでしょうか。 世界と日本のフィットネス業界の現状と未来を鮮やかに描き出し、このセミナーに参加したあなたが、明日からどんなふうに考え行動すればよいのかをはっきりとお伝えします。 本セミナーを聴くことが、きっと明日に向かって進み出すための第一歩となることでしょう。12:00 -13:00 ランチタイム ※食事は各自ご用意ください 13:00 - 14:00
14:15 - 15:15
15:30 - 16:30★実技セミナー★
『様々な現場で求められるトレーニング指導力を身につける ~ 実践なくして説得力なし〜 』
トレーニング指導は多くの目的に対応し幅広く活用されています。競技力向上、フィットネス、子供の発育発達に対する指導現場を想定し、それぞれの分野で活躍している講師陣から現場で求められる実践能力について指導を仰ぎます。その後、代表学生による現場を想定した指導法を実践形式で発表してもらい講師陣より評価を頂くことで、現場で求められる要素を肌で実感してもらいます。教科書記載の基礎知識に実践能力が伴うことで、トレーニング指導者としての自信や説得力がより一層高まっていくことでしょう。
13:00 ~ 14:00 ★競技力向上関連★
「走るトレーニングについて考える」
講師:筒井健裕 (国立スポーツ科学センター非常勤指導員)
様々なスポーツで「走る」場面はみられるが、スキルの部分で必要な場合も、フィジカルトレーニングとして必要な場合もある。特にフィジカルトレーニングとして走る選手達や、マラソンブームの昨今で、市民ランナーにも走ることを指導する場が増えているトレーニング指導者が、基礎知識と基本的な動作習得のためのドリル実践についてデモンストレーションができ、さらにはベーシックエササイズとの関連性や必要性を理解することを目的として進めて行く。
【コンテンツ】
1. スプリント動作の理論 2. 動作習得の基本ドリル 3. 走る動作とベーシックエクササイズ
14:15 ~ 15:15 ★フィットネス関連★
「現場指導における観察および評価に基づいた改善アプローチ」
講師:土黒秀則 (早稲田大学スポーツ科学部非常勤講師)
指導者の仕事はクライアントのニーズを分析しプログラムを作成して目的達成のために指導をしていく、すなわちコンディショニングである。 現場指導においては、何よりも指導力が求められる。指導とは、「観察」による評価に基づいて「コマンド(声掛け)」&「タッチアプローチ(触る)」を行い、トレーニング種目の正しいフォームをクライアントが自分自身で行えるレベルまで仕上げることであると考える。 そこには解剖学、バイオメカニクス、生理学などの理論を基に、お手本となる正しいフォームを指導者自身が実践して見せることができるかが重要である。 加えて簡単に正しいフォームと言葉にしているが、本当に正しいフォームで行えているか、 それ以前にそのトレーニング種目の正しいフォームを理解しているか? 正しいフォームで行えば、傷害予防およびパフォーマンス、ADLの改善になるが、そうでなければ、障害につながることも頭に入れて指導を行うべきである。 今講義では、ビッグ3を中心にその観察ポイントを理解した上で、ペアもしくはグループで種目の実践と観察によるフォームチェックを行い、指導力の向上を目指す。
15:30 ~ 16:30 ★子供の発育発達★
「トレーナー目線の子ども運動指導の実際~前転の段階的指導を例に~」
講師:遠山健太 (合同会社ウィンゲート代表)
まだまだ日本ではトレーナー職の社会認知度が高いとは言えません。アスリート指導を将来的に考えている学生も今後は生活のために幅広い対象者に運動指導をする事が 求められる時代になってくるでしょう。現在トレーナー業の傍ら、会社経営をする立場から子どもの運動指導のニーズが高まってきているのを感じます。その中でも学校体育の四大種目であるマット運動、 縄跳び、跳び箱、鉄棒が「人並みに」出来る様にして欲しいという要望が増えてきています。今回はマット運動の「前転」と「後転」に焦点をあてて、その段階的指導が出来る様にフローチャートをベースに学んで頂き、お互い指導し合えるようにしてもらいたいと思います。講師プロフィール
講師 古屋 武範 (株式会社クラブビジネスジャパン 代表取締役社長) 経歴
講師 遠山 健太 (合同会社ウィンゲート代表) 経歴 1974年生まれ。97年ワシントン州立大学教育学部、2002年日本ウェルネススポーツ専門学校卒業。 東海大学男子バスケットボール部S&Cコーチ(01~05年)、東海大学スポーツ医科学研究所研修員(02~06年)、国立スポーツ科学センタートレーニング科学研究部非常勤職等(03~07年)等を経て、2010年に合同会社ウィンゲートを設立。指導者の派遣や育成、スポーツ・健康増進施設の経営、運営管理等を行う。全日本モーグルチームフィジカルコーチ(ジュニア担当)、子ども運動指導技能協会理事。学研幼少年体育プログラム「リトルアスリートクラブ」監修。著書に『スポーツ子育て論』(アスキー新書)、『ママだから出来る運動神経がどんどんよくなる子育ての本』(学研パブリッシング)。
講師 筒井 健裕 (国立スポーツ 科学センター非常勤指導員、SPRINT代表) 経歴 1979年生まれ。2010年より個人事業「SPRINT」を開業し、一般の方からアスリートへのトレーニング指導を中心に活動中。ランニングクラブHERCULESにおいては、ランニングに関する情報の拡大を目的として活動中。
体育科学修士。adidasパフォーマンストレーニング認定トレーナー adidas Gym & Run認定トレーナー。一般社団法人日本ランニング協会認定ランニングマスターインストラクター。
【経歴】
2002-2004 日本体育大学陸上競技部 短距離コーチ
2005-2007 医療法人社団緑栄会 田園都市整形外科メディカルフィットネス主任
2008-2009 流通経済大学ラグビーフットボール部 トレーニングコーチ
【現在の主な指導先】
2010- 公益財団法人全日本スキー連盟 スノーボードチームフィジカルコーチ 2010- 日本スポーツ振興センター 国立スポーツ科学センタートレーニング体育館 非常勤トレーニング指導員
2011- JR東日本ランニングチーム トレーニング指導
その他陸上競技個人選手等のトレーニング指導
講師 土黒 秀則 (早稲田大学スポーツ科学部非常勤講師) 経歴 防衛大学校卒業後、実業団女子バスケット部専属ストレングス&コンディショニングコーチ、国立スポーツ科学センター「常勤トレーニング指導員」 を経て、現在は早稲田大学スポーツ科学部非常勤講師、シダックススポーツクラブCULTURE WORKSトレーナーも務めている。
ロンドンオリンピック<競泳>銀・銅メダリスト 松田丈志トレーニングスタッフ、05’世界水泳シンクロトレーニングコーチ等を歴任。現在、セパタクロー女子日本代表選手、クロスカントリー・スキー女子ユニバーシアード代表選手、スキージャンプ女子ユニバーシアード代表選手等のトレーニング指導に従事。バスケットボールマガジンClinic連載(~2011年1月)。
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