<特定非営利活動法人>JATI-日本トレーニング指導者協会-

セミナー詳細

【終了】第11回総会・研修会
申込の受付は終了しました。 

第11回JATI総会・研修会

    概要

日程  2017年5月28日(日) 9:45 - 17:45
会場  大阪学院学院大学 2号館
 大阪府吹田市岸部南2-36-1 会場地図
参加費  ●会員 6,480円
 ●一般 12,960円
 ●学生 7,560円 ※学生証をお持ちください
継続単位  JATI:6単位(総会・研修会) ※総会のみ参加の場合:0.5単位
 NSCA-CEU:0.55(A)
 申込期限  ●参加申込 ~2017年5月18日(木)
 ●参加費お振込期限 ~2017年5月19日(金)
 服装  実技セミナーに参加される方は、運動のできる服装・屋内用シューズをご用意ください
参加賞 JATIオリジナルシューズ袋
チラシ (PDF)
注意事項 ●キャンセルについて
2017年5月26日(金)18時までに事務局にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、お支払い済みの参加費を返金致します。
※返金手数料として500円を控除した額の返金となります。
※上記期限以後のご連絡については返金致しかねますのであらかじめご了承ください。
●当イベント開催中に、協会が撮影した写真・動画等を、JATIの機関誌やホームペー ジ、SNS等で公開する場合があります。また、報道機関等協会が撮影を許可した者が 撮影した写真・動画等が、新聞や雑誌、ホームページ等で公開されたり、各種コンテンツとして利用される場合があります。あらかじめご了承願います。
●分科会は先着定員制です。定員による締切後のキャンセル待ち・実技講義の見学は行えませんので、予めご了承ください。


 
    スケジュール

※一般・学生の方は、総会(9:45 - 10:15)には参加いただけません。
※一般・学生の方は、9:50 - 10:15が受付時間となります。

時間 内容
9:15 - 9:45  受付
9:45 - 10:15  平成29年度総会
10:25 - 11:25 【講演】
『絶対的オリンピック金メダリストを育てる!! ~金藤理絵 革新的トレーニングへの挑戦~』
 加藤健志(東海大学水泳部監督 兼 ヘッドコーチ、東海大学スポーツ医科学研究所)
11:30 - 12:30 【講演】
『ファンクショナルトレーニング理論2.0~ストレングス&コンディショニングコーチングによるアスレティックトレーニング~』
 鈴木岳(株式会社 R-body project 代表取締役)
12:30 - 13:30  昼休憩
13:30 - 14:30 【講演】
『「フィットネス‐疲労モデル」を用いたトレーニング刺激と生体応答のモニタリングとパフォーマンス予測 ~トレーニング成果の推測から制御へ~』
 長谷川 裕(龍谷大学 教授)
 14:30 - 15:00  協賛企業プレゼンテーション・交流会(コーヒーブレイク) 
15:00 - 16:15
【分科会1】
●講演1-A 
『ラグビーにおける戦略的トレーニングとリカバリーの実践~パフォーマンスゴールへの試み~』 
太田 千尋(慶應義塾大学ラグビー部 S&Cディレクター、スーパーラグビー ヒトコミニュケーションズ サンウルブズ S&Cコーチ) 
●講演1-B
『基礎から学ぶ!科学的手法を用いたトレーニングに必要なデータの収集と分析』
菅野 昌明(愛知学院大学ラグビー部コンディショニング・ディレクター)
●実技講義1-C
『Exercise is Medicine~動作評価にもとづくストレングス&コンディショニングコーチングの段階的アプローチ~』
鈴木 岳(株式会社 R-body project 代表取締役)
16:15 - 16:30  休憩・移動
16:30 -17:45
【分科会2】
●講演2-A 
『トレーニング指導のための力学的指標の測定』
松本 整(クラブコング株式会社 代表取締役)
●講演2-B  
『動作パターンに基づくトレーニング概論 ~FMS/SFMAモデルに基づく傷害予防・安全な競技復帰~』
上松 大輔(株式会社Function代表、FC東京コンディショニングコーチ)
●実技講義2-C  
『ひめトレエクササイズ~機能的な骨盤底筋群のために~』
川瀬 ひとみ(NPOいきいきのびのび健康づくり協会スタッフ、一般財団法人日本コアコンディショニング協会ひめトレ教育トレーナー)
 

 
    内容および講師

演題 【講演】
絶対的オリンピック金メダリストを育てる!! ~金藤理絵 革新的トレーニングへの挑戦~
 
講師 加藤健志
(東海大学 スポーツ医科学研究所、水泳部監督兼ヘッドコーチ、JATI-AATI)
 
概要  
 
1965年生まれ。国際武道大学卒業、東海大学大学院修了、東海大学医学部機能構造系生理学三教室研究員時代に呼吸循環機能および筋機能また高地トレーニングをテーマに生理学的研究を行った。 現在、東海大学水泳部監督兼ヘッドコーチ、JOCオリンピック競泳強化コーチ、日本水泳連盟競泳強化コーチを務める。 従来、競泳界ではほぼ行われてこなかった筋力&筋パワー向上を目的とした陸上でのストレングストレーニングおよびファンクショナルなコア&スタビ系また、バランスボールやメディシンボール、チューブ等複合的に使用するプログラムを積極的に開発導入し、アテネ五輪代表&世界選手権銅メダリストの今村元気選手をはじめ、女子平泳ぎで日本記録を12回更新した田村菜々香選手など、多くの優秀なブレストストローカーを育てる。昨年開催のリオデジャネイロ五輪では、指導する金藤理絵選手が女子200m平泳ぎで日本人では同種目24年ぶりとなる金メダルを獲得するなど、国際競技力向上に貢献している。 自身もマスターズの長水路50m平泳ぎ(40~44歳区分)日本記録保持者。日本体育協会水泳上級コーチ、JATI認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)。

演題 【講演】
ファンクショナルトレーニング理論2.0
~ストレングス&コンディショニングコーチングによるアスレティックトレーニング~
 
講師 鈴木岳
(株式会社 R-body project 代表取締役、JATI-AATI)
 
概要 近年、アスレティックトレーナーとストレングス&コンディショニングコーチによる指導内容の中に共通点が増えてきたように思われる。これもゆえに、障害予防のためのトレーニングとパフォーマンス向上のためのトレーニング同一直線上にある現れである。アスリートサポートにかぎらず一般の方々へのサポートにおいて、アスレティックトレーナー的視点によるコンディショニングトレーニングとストレングスコーチ的視点によるアスレティックリハビリテーションは必須となり、2020東京に向けてExercise is Medicine を表現するために、今一度、アスレティックトレーナーとストレングス&コンディショニングコーチによる情報共有とチームビルディングが求められていると思われる。 本講義においては、そのために必要な共通言語とそれを用いた具体的コンディショニング法を提案する。
 
1971年生まれ。ワシントン州立大学卒業。筑波大学大学院博士課程修了。 1998年より全日本スキー連盟フリースタイル(モーグル)チーム専属トレーナーとなり、ソルトレイク・トリノ・バンクーバー・ソチオリンピックで上村愛子選手をはじめとする様々なアスリートの活躍を支える。2012年ロンドンオリンピックよりJOC本部メディカルスタッフに就任。昨年のリオデジャネイロオリンピックにおいても、日本選手団本部メディカルスタッフ・トレーナーとして帯同し、多くの日本人選手の活躍に貢献している。 現場指導の傍ら、「トップアスリートのコンディショニング」を専門領域とした研究にも従事し、博士(スポーツ医学)号を取得。また、2003年にはトップアスリートレベルのサービスが誰でも手軽に受けられる施設作りを目指し、株式会社R-body projectを設立。現在は同社にてトレーナーの養成事業(R•ACADEMY)も積極的に行い、後進の育成にも尽力している。 JATI上級トレーニング指導者(JATI-AATI)、日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NATA公認ATC、NASM-PES。

演題 【講演】
「フィットネス‐疲労モデル」を用いたトレーニング刺激と生体応答のモニタリングとパフォーマンス予測 ~トレーニング成果の推測から制御へ~
 
講師 長谷川裕
(龍谷大学 教授、JATI理事長、JATI-SATI)
 
概要 「フィットネス-疲労モデル」は、トレーニングによるパフォーマンスの変化を原理的に説明するための2要因理論とも呼ばれ、1要因理論である超回復モデルと比べてより現実的なトレーニングプロセスを説明しやすいことから、近年トレーニング指導者のトレーニング負荷の調整やスケジューリングのための理論的根拠とされつつあります。わが国ヘは、フィットネス‐疲労モデルは長谷川によって1998年にザチオースキー(1995)によるものとして紹介されましたが、本来のフィットネス-疲労モデルは1970年代半ばにバニスターらによって提唱された数学的モデルです。それによれば、スポーツパフォーマンスの時系列的な変化はトレーニング刺激に対する生体応答としてのフィットネスと疲労という拮抗する2要因の指数関数的減衰の差によって数量的に算出でき、いくつかのスポーツ種目において各種の専門的トレーニングの強度と量の数量的モニタリングによってパフォーマンスの変容が予測可能であることが確かめられています。 このレクチャーでは、望ましいパフォーマンスの変化を得るために、トレーニング刺激と生体応答のモニタリングを通して、トレーニングプログラムの作成とトレーニング計画の立案にこのモデルを具体的に適用していく方法を解説します。
 
1956年京都府出身。79年筑波大学体育専門学群卒業。81年広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。 龍谷大学スポーツサイエンスコースにおいて、バイオメカニクス、機能解剖学、トレーニング理論、エクササイズテクニック実習等の科目を担当し、実践的研究活動に力を注いでいる。 龍谷大学サッカー部部長・監督(88年~)、ペンシルベニア州立大学客員研究員兼男子サッカーチームコンディショニングコーチ(97~98年)、名古屋グランパスエイトコンディショニングアドバイザー(2004~08年)。本田技研工業ラグビー部Honda Heatスポーツサイエンティスト(2008~2011)。 著書に「IOC hand book-strength training for athletes-」、「アスリートとして知っておきたいスポーツ動作と体のしくみ」、「サッカー選手として知っておきたい身体の仕組み・動作・トレーニング」など多数。 JATI認定特別上級トレーニング指導者(JATI-SATI)、JATI理事長、国際・研究委員会委員長。日本トレーニング指導学会世話人代表。

演題 【講演1-A】
ラグビーにおける戦略的トレーニングとリカバリーの実践
~パフォーマンスゴールへの試み~
 
講師 太田千尋
(慶應義塾大学ラグビー部 S&Cディレクター、スーパーラグビー ヒトコミニュケーションズ サンウルブズ S&Cコーチ、JATI-AATI)
 
概要 試合環境下でパフォーマンスを発揮するためには、練習から様々な負荷をかけるよう戦略的な練習プランや、そのベースとなるフィジカルトレーニングが行われている。一方で、リカバリー(疲労回復アプローチ)に関しては、あまり考慮されていない現場も多い。 傷害を予防し強度の高い練習を積むためには、その負荷に応じて戦略的リカバリープランが求められる。そこで我々は、戦略的リカバリーとして、練習によりどのような身体負荷が加わり、どのような疲労を生じているか、どのようなリカバリー手段が適しているかを日々のモニタリングデータやリカバリーに関するエビデンスを元に実践している。また、試合のハーフタイムでパフォーマンスを回復させるかも戦略的リカバリーの一つである。今回は、チームのパフォーマンスゴールを達成するためのハードワーク×ハードリカバリーについて、データと実践例を交えながら紹介する。
 
1979年生まれ。2003年国際武道大学体育学部卒業、2005年国際武道大学大学院武道・スポーツ研究科スポーツ医科学系修了。慶應義塾大学大学院博士課程在籍中。 2003年~2010年ラグビートップリーグ クボタスピアーズ(株式会社クボタ)ヘッドS&Cコーチ、2011年より現職。また、ラグビー日本代表アシスタントS&Cや、世界最高峰のラグビーリーグであるスーパーラグビーに参戦するサンウルブズでS&Cコーチを務めるなど、ラグビーの各カテゴリーにおけるトップレベルのチームでトレーニング指導に従事している。 また、スポーツにおけるリカバリー等、パフォーマンス向上に貢献する研究にも力を注いでいる。 JATI上級トレーニング指導者(JATI-AATI)、日本体育協会公認アスレティックトレーナー。

演題 【講演1-B】
基礎から学ぶ!科学的手法を用いたトレーニングに必要なデータの収集と分析
 
講師 菅野昌明
(愛知学院大学ラグビー部コンディショニング・ディレクター、JATI理事、JATI-SATI)
 
概要 JATIは、2020年 東京オリンピック・パラリンピックを意識したスポーツの競技力向、あるいは超高齢化社会を迎えている我が国の現状を踏まえて、日本の環境や実情に適合した科学的手法に基づく日本発のトレーニング法を世界に発信できる人材の育成を目指しています。また、トレーニングにおけるサイエンティフィックコーチング(Scientific Coaching for Training)を行うためには、既知あるいは未知の事象(結果)に対してトレーニング科学に関する幅広い知見に基づいた論理的な思考を持ち合わせることが求められ、さらに先行研究やデータの収集・蓄積などの客観的な根拠に基づいて、自らの力で課題(問題)に対する解決策を見出すことができる能力を身につけることが必要となります。 本講座では、このような能力を身につけるために不可欠な、エビデンスを活用する際の注意点やデータの収集・分析方法などをご紹介いたします。
 
東亜大学大学院 博士課程 人間科学専攻 健康・スポーツ科学分野修了。博士(学術)。民間フィットネスクラブのチーフトレーナー、フィットネス事業部長などを経て、95年から日本代表、プロ、実業団、大学、高校までのアスリートのトレーニング指導・サイエンスコンサルタントを務める。また、愛知学院大学 心身科学部、東海学園大学 スポーツ健康科学部、愛知淑徳大学 健康医療科学部、至学館大学 健康科学部、トライデントスポーツ医療科学専門学校で教員を務めると共に、トレーニング科学の実践的研究成果をスポーツパフォーマンス向上から健康増進までのトレーニング指導に活用している。 著書(共著)に「スポーツトレーニングの常識を疑え」、「トレーニング指導者テキスト」(実践編・実技編)など。JATI理事、教育・研修委員会委員長、JATI認定特別上級トレーニング指導者(JATI-SATI)。(株)エム・スポーツコンサルティング代表取締役社長。

演題 【実技講義1-C】
Exercise is Medicine~動作評価にもとづくストレングス&コンディショニングコーチングの段階的アプローチ~
 
講師 鈴木岳
(株式会社 R-body project 代表取締役、JATI-AATI)
 
概要 ストレングス&コンディショニングコーチによる障害予防トレーニングおよびパフォーマンス向上トレーニングにおいて、最も重要な要素の一つに動作不良の改善が上げれらるだろう。その動作不良において、まず初めに介入すべき項目に、痛みはないが機能不全がおきている部位(DN: Disfunction Non-pain)の検出であろう。そして、その次に行うべきこととして、そのDNそのものの改善である。DNは、カラダに障害部位がある場合 その痛みの原因となっていることが多いことから、DN単体へののアプローチは、医療従事者によって実施済みのことが多々ある。しかし、動作改善において重要なことは、そのDN部位の改善後、そのDN部位を含めた全体動作(パターニング)による正しい動作習得が必要となる。 これこそまさにストレングス&コンディショニングコーチの大きな役割でもあり、専門分野であると思われる。 本講義においては、DNへのアプローチと、その後の段階的パフォーマンストレーニングの具体的実施例を紹介する。
 
1971年生まれ。ワシントン州立大学卒業。筑波大学大学院博士課程修了。 1998年より全日本スキー連盟フリースタイル(モーグル)チーム専属トレーナーとなり、ソルトレイク・トリノ・バンクーバー・ソチオリンピックで上村愛子選手をはじめとする様々なアスリートの活躍を支える。2012年ロンドンオリンピックよりJOC本部メディカルスタッフに就任。昨年のリオデジャネイロオリンピックにおいても、日本選手団本部メディカルスタッフ・トレーナーとして帯同し、多くの日本人選手の活躍に貢献している。 現場指導の傍ら、「トップアスリートのコンディショニング」を専門領域とした研究にも従事し、博士(スポーツ医学)号を取得。また、2003年にはトップアスリートレベルのサービスが誰でも手軽に受けられる施設作りを目指し、株式会社R-body projectを設立。現在は同社にてトレーナーの養成事業(R•ACADEMY)も積極的に行い、後進の育成にも尽力している。 JATI上級トレーニング指導者(JATI-AATI)、日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NATA公認ATC、NASM-PES。

演題 【講演2-A】
トレーニング指導のための力学的指標の測定
 
講師 松本整
(クラブコング株式会社 代表取締役、JATI-AATI)
 
概要 トレーニング指導の現場では、対象や目的に応じた科学的根拠に基づいた指導の実現が常に求められています。 しかしながら、実際に指導対象となるスポーツ競技の特性を的確に反映する指標は何かを選定し、その判断の基となる信頼できる科学的根拠を導き出す作業は、非常に多くの知見に対する理解と、それら知見を多角的に思考し連携させるという高レベルの作業を指導者に要求します。 こうした作業はトレーニング計画を作成するプロセスにおいても、経時的にトレーニング効果を判定するプロセスにおいても要求されることから、最適な指標を見つけ出し、その測定データを読み解く力は、トレーニング指導者にとって今や必要不可欠な能力となっています。 今回は、トレーニング指導の現場において、特に動作様式の特異性に着目し、力や速度などの力学的指標の測定データと実際の運動動作との関連をどのように見極めてトレーニング指導に活かすのか。また、これまで測定が出来なかった運動動作を我々が新しくい開発した測定機器を使って測定し、トレーニング指導に、どのように活かしていくかなど、科学的データを現場で活かすための我々の取り組みと事例をご紹介させて頂きます。
 
1959年生まれ。1980年競輪選手としてデビュー。通算成績1804戦415勝、G1最高齢優勝記録(45歳)の更新やG2ふるさとダービー4連覇など、競輪選手として輝かしい成績を残す。 トッププロとして活躍中の2002年、順天堂大学健康科学部に研究生として入学。トレーニング理論「パワーチェンジトレーニング」を自ら考案し、関連する特許を複数取得、トレーニング機器の開発も手がけ、現在も同大学の協力研究員として研究を重ねている。 また、1996年にはスポーツクラブ「クラブコング」を設立。ジュニア世代からオリンピックレベルのトップアスリートへのトレーニング指導を行うほか、行政の委託事業として介護予防事業、地域支援事業等も実施している。 日本自転車競技連盟ナショナルチーム総監督、日本オリンピック委員会強化スタッフ(ボブスレーリュージュ、自転車、スケート等)、日本スケート連盟フィギュアスケートスポーツトレーナー等を歴任。 JATI認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)、日本体育協会公認アスレティックトレーナー、健康運動指導士。順天堂大学協力研究員、日本競輪学校特別講師。

演題 【講演2-B】
動作パターンに基づくトレーニング概論
~FMS/SFMAモデルに基づく傷害予防・安全な競技復帰~
 
講師 上松大輔
(株式会社Function代表、FC東京コンディショニングコーチ、JATI-AATI)
 
概要 競技現場において、傷害予防と安全な競技復帰の重要性は、これまで以上にその重要性が認知されています。今回のセミナーでは、昨年のJATI x JATOコラボセミナーで担当しました『動作に基づくトレーニング -アスレティックリハビリテーション・傷害予防の観点から-』と題したセッションをさらに発展させる形で、話を進めたいと思います。 傷害予防と安全な競技復帰に必要なトレーニング指導にはどのような要素があるのか。一見、パフォーマンス向上の観点からは不必要に思われがちな、しかし傷害予防の観点からは必須なトレーニング種目やトレーニング変数の違いなどについて、私見を共有させて頂きたいと思います。
 
1999年早稲田大学人間科学部卒業後、米国ピッツバーグ大学にてNATA-ATCを取得。オハイオ大学大学院卒業後は、ブリガムヤング大学(野球部)などに勤務。 2006年新潟経営大学に着任後は、大学にて教鞭を取る傍、主に男女バスケットボール部アスレティックトレーナー兼ストレングスコンディショニングコーチ業務に携わる。15年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程卒業(スポーツ科学)。 17年より株式会社Function代表/フリーランス。17年1月よりJリーグFC東京にてコンディショニングコーチを務める。 日本トレーニング指導者協会上級トレーニング指導者(JATI-AATI)、米国Functional Movement Systems社FMS/SFMAインストラクター、全米アスレチックトレーナー協会公認アスレチックトレーナー(NATABOC-ATC)、日本体育協会公認 アスレティックトレーナー(JASA-AT)、National Academy of Sports Medicine公認パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト(NASM-PES)。

演題 【実技講義2-C】
ひめトレエクササイズ~機能的な骨盤底筋群のために~
 
講師 川瀬ひとみ
(健康運動指導士、NPOいきいきのびのび健康づくり協会スタッフ、一般財団法人日本コアコンディショニング協会ひめトレ教育トレーナー、産業カウンセラー)
 
概要 小さいながらも重要な働きをしている「骨盤底筋群」 しかしながら、「どうやってアプローチすればいいのか分かりづらい」「イメージしづらい」といった 課題もありました 今回ご紹介する「ひめトレエクササイズ」は、ひめトレというツールを使い骨盤底筋群への感覚入力を行いながら、安全かつ簡単にできる骨盤底筋群のためのエクササイズです。
姿勢改善や骨盤に関する機能不全の改善、スタイルアップやパフォーマンスアップも期待できます 今回は、骨盤底筋群の機能とともに、医療現場からアスリートのコンディショニングにも活用されている画期的なエクササイズをご紹介させていただきます。
※ご参加の方はタオル(フェイスタオル程度の大きさ)をご用意ください
 
OL時代、過度のストレスとダイエットによる摂食障害をきっかけに「身体と心の健康」に興味を持ち、26歳でフィットネスインストラクターに転身。エアロビクス等の指導を行う中、身体と心の両面から健康に導くヨガに出会い、2003年よりヨガインストラクターとしても活動を開始する。2009年インド中央政府公認ヨーガセラピスト認定、2012年全米ヨガアライアンス認定。 多くの人にヨガをはじめ様々な運動を通して健康の大切さを伝えるために活動するほか、講習会の開催など後進の育成にも力を注いでいる。
 
   

  
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    お申し込み
 
 お申込み後、ご入金の確認が終了した方には受講票を郵送致します(5月上旬以降順次)ので、総会研修会当日必ずご持参ください。

申込の受付は終了しました。 
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